裸と笑いの殿堂・フランス座を語る会
昨日、ストリップ&東洋興業70周年特別企画「裸と笑いの殿堂・フランス座を語る会」が浅草・東洋館で開催されました。
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今年は日本にストリップが誕生して70周年になり、また、かつて浅草フランス座・浅草ロック座・新宿フランス座・池袋フランス座・東洋劇場などを経営してストリップ界に一時代を築いた東洋興業の70周年にあたるとのこと。

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『伴淳三郎、八波むと志、佐山俊二、渥美清、長門勇、三波伸介、東八郎、コント55号(萩本欽一、坂上二郎)、ツービート(ビートたけし、ビートきよし)など、東洋興業の舞台の幕間コントや軽演劇からスターになった人は数知れず。
井上ひさしはフランス座の文芸部で作家修業をし、文豪・永井荷風はフランス座やロック座の楽屋に連日通いました。

そこで日本のストリップ誕生&東洋興業70周年を記念して、〈ストリップ界の東大〉フランス座出身の踊り子・女優・コメディアンのOG・OBが浅草フランス座演芸場=東洋館に結集し、フランス座の思い出を語り尽くす特別イベントを開催します。』
(チラシより抜粋)



19年ぶりに舞台に立った浅草駒太夫さんも登場!
ストリップ、生まれて初めて観ました。
地方の小屋ではかなりカゲキな演出もあったようですが、浅草のフランス座は「見えそうで見えない」踊り子さんの芸が売りだったそうです。
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私自身、とくにストリップに関心があるわけではないのですが、ちょっと前に読んだ本がきっかけで、1970年代の浅草のことが気になってしかたがない。
1965年生まれの私が小・中学生だった時代です。

ビートたけし著「浅草キッド」を読んで当時の浅草がおぼろげに思い出されましたが、今より暗い部分がたくさん残っていたこの時代の浅草が描かれている本や映画ってあまりないのです(知る方がいらしたら教えてください)。
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たけしさんがフランス座にいた頃、浅草はどんなだったかなーという気分でいたところに、SNSで大衆芸能史研究の西条昇さんを知ったのでした。

西条さんは取材などで浅草にしょっちゅう来ていて各所でお会いすることがあり、ひょんなことからこのイベントの企画・構成・司会をされたお話をうかがい、昨日は受付のお手伝いをさせていただいたわけです。
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# by TomitaRie | 2017-03-19 13:09 | 浅草 | Comments(0)
示現会
今日は浅草にとって、いちばん大切な日です。

浅草寺のご本尊である聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)さまが推古天皇36年3月18日にご示現されたことを祝う「示現会」。金龍の舞も奉演されました。
5月に開催される三社祭へのプロローグでもあります。
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江戸時代までは「三社祭」と一体の行事として、この日に執り行われていましたが、明治維新以降は神仏分離令により、三社祭は5月に行われることになりました。

昨夜、氏子衆により浅草寺本堂外陣へ「堂上げ」された本社神輿三基は今朝「堂下げ」の後、浅草の街を渡御し、先ほど浅草神社へ戻りました。
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御神輿を見ると、この歳になってもいてもたってもいられず…もう担ぎませんがね。
今日から三社祭までの間は「浅草の男に生まれればよかった」と何度も思うのであります。
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# by TomitaRie | 2017-03-18 14:58 | 浅草 | Comments(0)
パーティーに渋い結城紬で
桃のお節句はオフだったので、家事を片付けマッサージに行き、夕方から着替えてお出掛け、
まずは新宿の柿傳ギャラリーで始まったビショップ康史さんの個展へ。
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今回は辻屋本店の游刻も展示されています!
オープニングパーティーは乾杯だけで失礼しましたが、作品はじっくり鑑賞させていただきました。



その後、両国で開催の「産地米沢全員がお贈りする着物大好きパーティーin東京」へ。
偶然お会いした着物デザイナーの木越まりさんも出席する予定だったので会場までご一緒しました。
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米沢の産地から機屋さんが全員集合、会場には米沢織のファンの方々や業者さんで大盛況。
私も友人知人、久しぶりにお会いする方々もいらして、楽しい時間を過ごさせていただきました。
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エッセイスト&イラストレーターのきくちいまさん。
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米沢織といえば、やはり草木染ですが、ひと口に説明できないほど、
各機屋さんがさまざまな織物をつくっています。
米沢の人たちは皆さん仲良しで、力を合わせて産地を盛り上げているのでとても雰囲気がいいし、
それが織物にも現れている気がします。

皆さんパーティーで華やかなんだろうなーと思ってあえて地味に、祖母の着ていた結城と福岡にいた頃に入手した博多織の帯で。
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ぺたこさんの半衿でちょっと雛祭りっぽく(笑)。
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足元は低めの草履、シュッと紅色の一本が入っているすっきりしたデザインが気に入っています。
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# by TomitaRie | 2017-03-05 13:47 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
ドレスコードは「可愛い」
友人が主宰する「雛祭り茶会」に参加させていただきました。
「割烹かねこ」さんのすばらしいお雛様を愛で、
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お香をきいて、
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おいしいお弁当をいただき、
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お菓子をいただき、
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さていよいよお茶を…というところでメールが!
私のうっかりミスで、なんと辻屋のホームページがシステムダウン(T_T)
すっかり気が動転して慌てて浅草へ→なんとか復旧しました。

せっかくのお抹茶をいただき損ねましたが、
主催者Yさんの心づくしのおもてなし、楽しませていただきました。

この日のドレスコードは「可愛い」。
出席者は40代~60代の大人の女性ばかり^o^
娘時代のピンクや赤の着物を引っ張り出し、
恥ずかしいけどちょっと嬉しい!気分で盛り上がりました♪

私はこの後お店に戻るつもりだったので、サーモンピンクの紬に、
お花の刺繍の白地の帯。
桜色の切り芯草履はめっちゃくちゃ履きやすいので、
焦って戻る帰途、楽々走れました!
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# by TomitaRie | 2017-03-04 16:10 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
修さんを偲ぶ会
浅草にとって宝ともいうべき荒井修さんが亡くなって一年。
いまだに信じられない気持ちでいる浅草の友人達、
商店主仲間、伝統工芸の職人仲間、そして歌舞伎界など古典芸能から、
200名を超える人達が浅草ビューホテルに集まりました。
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多くの舞踊家や歌舞伎役者に愛された作品の数々も展示。
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それぞれ、荒井修さんの思い出を語り合い、
修さんが遺してくれたさまざまなことに、あらためて感謝の気持ちをいだいた日でした。
交流の深かった江戸文字の大家、橘右之吉師匠ほか、
中村鴈治郎さんや高田文夫さん、いとうせいこうさんたちも駆けつけてご挨拶されていました。

写真は御年94才の浅草芸者、ゆう子姐さんと、浅草観光連盟会長で荒井さんとは盟友の冨士会長。
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最後に、文扇堂を継いだ長男の良太くんが堂々とした挨拶で締めくくられました。
きっと天国で「頼もしくなった」と満足していることでしょう。
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# by TomitaRie | 2017-02-28 18:23 | 浅草 | Comments(0)
浪曲会の至宝、沢村豊子師匠復帰!
昨日は木馬亭にて沢村豊子師匠の「おめでとう傘寿!&完全復帰の会」へうちのお客さま方とご一緒しました。
昨年秋、手首を骨折して4か月ぶりの豊子師匠の元気な姿。
二人三脚で浪曲界を引っ張っている奈々福さんの嬉しそうな顔。
豊子師匠のいない間がんばっていた入門2年の美舟ちゃんはすっかりプロの顔つきに。
熱心なファンで超満員の木馬亭はおおいに盛り上がりました。
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この日着ていたのは、新潟が産地の木綿、亀田縞。
かつては日本各地にいろんな木綿地が織られていたそうです。
亀田縞はいかにも労働に向くしっかりした生地なので重宝していて、
木綿だけど意外と暖かいからこの季節も大丈夫。
ふだんは半幅帯が多いですが今日は名古屋帯をあわせました。
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足元は「ほんものの天鵞絨」鼻緒(片側が黒無地、片側が縞)を挿げた鎌倉彫右近下駄です。
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# by TomitaRie | 2017-02-26 14:14 | 伝統芸能 | Comments(0)
伝統を受け継ぐ
昨夜は浅草の皆さんと、鰻の老舗「川松」さんにて中村鶴松さんを囲む会でした。
(一緒に写っているのは同じテーブルだった皆さんで、
まだ他にも浅草の商店主や女将さん達がいらっしゃいました)
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鶴松さんは小学校3年生の時、十八代目勘三郎さんと野田秀樹さんの「鼠小僧」にてオーディションで子役を勝ち取り、
その後勘三郎さんから部屋子の話を正式にされて歌舞伎役者の道へ。
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現在は早稲田大学文学部演劇科で学びながら舞台に立たれています。
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今月の歌舞伎座にも出演中。
鶴松さんのような若者がいてこそ、歌舞伎の伝統が受け継がれていくのですね。


朝のうちはかなり雨風強かったため、カーキ色の江戸小紋っぽい柄のポリ着物で。
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天気予報だと午後は雨があがるということだったので、草履は「てりふりぞをり」。
降水確率50%以上の日にはぜったいこれ!
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濡れてもOKの合皮ですが、「しぼ」があるので高級感もあるし、着物にあわせやすい色とデザインなのです。
写真は白茶、他にもピンク、クリーム、シルバーなど、カジュアルからセミフォーマルまで対応できる色展開です。
芯は天然コルクだから軽い!
もちろん鼻緒は足にぴったり挿げられるし、緩んだら再調整もすぐできる!
幅広め、傾斜が少ないからラク!
底裏は鼻緒の調整穴をがっちり滑り止めでふさぎ、少々の雨なら大丈夫だし滑らない!
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http://getaya.jp/13343/
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# by TomitaRie | 2017-02-25 14:41 | 伝統芸能 | Comments(0)
結婚披露宴へ
昨日は、うちの挿げ職人、小林くんの結婚披露宴に父、妹と出席しました。
温かで、いい宴でした。
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人生初めての主賓で祝辞を頼まれてしまった~(゚Д゚;)
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アマチュア・ハワイアンバンドで40年ボーカルをつとめている父は、ハワイアン・ウェディングソングを歌いました♪(実はちょっと歌詞を間違えたらしい)
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社長としては、社員の結婚は喜ばしいと同時に、責任がさらに重~く肩にのしかかるのであります。

自分で挿げた雪駄を履いて紋付き袴の小林くん、立派になったね!
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靴デザイナーの新婦は、自分でデザインした靴を履いて。
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履物つながりの新婚さんです^o^

レストランウェディングなので、あまり格式ばった着物より、
少し華やかに母の銀鼠の訪問着にしました。唐織の袋帯で。
三枚重ねの螺鈿入りエナメル草履と、ビーズのバッグ。
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# by TomitaRie | 2017-02-20 17:38 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
スーツの中でも浮かない着物
隅田川の向こう側、アサヒビールの22階レストランにて、浅草法人会の交流会がありました。
下町の経営者同士、みんな気のいい人たちで、とても仲良しなんです。
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新仲見世の老舗「高砂屋」の社長がリフティング何回できるかトライ(笑)
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男性のほうが多いし、ほとんどの方がスーツかブレザーなど黒、紺の中でも、
浮かない(と思う)のがこの大島紬。
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帯もブルー・紺系にして、男性のスーツにより近いイメージにしました。
帯揚げと帯締めは淡いピンクにして優しい雰囲気もプラス。

足もとは、草履の中でもいちばん低い「直付け」。
草履の天と底革が直に付いていて、芯がないのです。
底革は男性の雪駄と同じ、象皮と呼ばれる固い牛革。
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20年位前は着物を着慣れた人…クラブのホステスさんや日本舞踊の先生などが好んで履いていました。
辻屋でも各色ずらりと揃えていたのです。
軽くて歩きやすいのですが、慣れないと低いので足袋が汚れることはあります。
とても粋な江戸好みの草履です。
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# by TomitaRie | 2017-02-09 13:13 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(1)
「小粋でこなれた浅草流の着こなし」
あさくさ和装塾vol.40「大江戸劇場 浅草座の名優たちvol.4」レポートをUPしました。
http://getaya.jp/eventguide/wasoujuku40report/

天気予報を見て迷いましたが、気合を入れて母が好きだった白大島で。
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これまでずーっとお天気にはめぐまれてきた「あさくさ和装塾」、
この日もちょっとお湿り程度ですみました^^

帯は年末の「はんなり」さんのセールでみつけたこれ、伝法院通りにちなんでついつい(笑)
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足元は黒塗りの舟形下駄。
高さもあるし濡れても大丈夫なので、こんな天気の日には重宝です。
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# by TomitaRie | 2017-02-07 18:00 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)