東京スカイツリーを横目に、次に向かったのは、向島の三囲(みめぐり)神社。
「桜姫東文章」など歌舞伎にも度々登場します。
豪商・三井家が厚く信仰していました。境内には三角鳥居や越のマークの入った石の水盤、
三越の店頭にあったライオン像があります。
神社を後にして隅田川沿いを歩き桜橋を渡り、
平成中村座跡地を左に花川戸を通り、
浅茅ヶ原の鬼婆伝説のある姥が池跡。
そして馬道通りを渡って二天門をくぐり、浅草寺へ。
境内に入る前に、仲見世の脇にある河竹黙阿弥の住居跡に建っている碑をチェック。
幕末から明治にかけて活躍した歌舞伎狂言作者。
生家は日本橋の越後屋。放蕩が過ぎて14歳で勘当され、
20歳で狂言作者を目指したというツワモノ。
七五調の小気味よいセリフ、白浪物を得意とします。
最後は「東海道四谷怪談」の除幕で舞台となる浅草寺でお参り。
境内裏にある九代目團十郎の「暫」像の前で記念写真しておしまい。<続く>