ようやく猛暑の季節が過ぎたと思ったら、10月に入っても気温30度の日々に桜も咲いてしまった・・・
なんだかおかしな気候ですが、私自身はアサクサコレクションも済んで、ホッと一息。
その1
木馬亭。日本で唯一、浪曲の定席がある小屋です。
先日、岡大介くんの独演会がありました。
岡くんはカンカラ三線を弾きながら、演歌(都はるみとか藤あや子とかのではなく、
大正時代に流行った演説歌)を歌う人です。
サッカー少年だった岡くんは、あるとき吉田拓郎の歌に出会い、フォーク歌手をめざします。
そしてまたあるとき、カンカラ三線に出会い、今のスタイルになりました。
浅草でも度々ライヴをやっていて、仲間内で応援しているのですが、
今回の独演会は、本人が驚くほどの大盛況で、木馬亭が満席。通路まで補助いすでびっしり。
よかったねー、岡くん!
その2
花やしきが、サラリーマンのおじさん達でいっぱいになりました。
それは「茨城地酒まつり」。今年で5回目なんだそうで、私ははじめて行ってみました。
茨城県は、関東地方でいちばん酒蔵の多い県なのだそうです。
この日も30軒あまりの酒蔵がブースを出していました。
震災後、浅草の何店かで茨城のお酒を応援する催しを企画しており、
つくばエキスプレスも開通、茨城と浅草はご縁が深くなりました。
チケットには浅草の名店、「葵丸進」さんの天ぷらと、「むぎとろ」さんの茶そばの引換券がついていて、
それらをつまみつつ、地酒ファンのおじさんたちが遊園地の遊具の前でお酒を楽しんでいるようすは、
なんだか平和でほのぼのしていました。