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よそゆき下駄は舟形で
舟形下駄を愛用しています。
草履型なので、下駄の中ではちょっときちんとして見えます。
とはいえ下駄なので、フォーマル・セミフォーマル以外の着物に合わせて、
草履感覚で履いています。
今の時期はちょっといい浴衣に。
素足で履いても足袋付きでもOKですが、私はたいてい足袋を履きます。

先日、お世話になっている方が出演するシャンソンのライブを聴きにいった際は、
絹紅梅の浴衣を着ました。
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浴衣とはいえ、よそゆきになるので半衿付きで、帯は白の無地の博多献上。
足もとは、シコロ表の舟形下駄です。
10年以上履いているお気に入り。
全体に藍色と白のコーディネイトで、前坪だけ紅色でポイントに。

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週末、浴衣パーティーに出席した際は、母の着ていた麻の浴衣を着て行きました。
毎年開催される、着物好きのメンバーが集まるパーティーで、今年の会場は東京タワーの目の前。
皆さん、いつも気合が入っているので、いろんな方の浴衣や夏着物を拝見するのが楽しみです。

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縞の麻浴衣、とても気に入って大事にしているので、ここぞという時しか着ません(笑)。
帯は、祖母の箪笥で発見した羅の帯です。
このときの足元は、つや消しの黒塗り舟形下駄。
鼻緒は、竹富島で織られた麻の生地を仕立てたもの。
6月に「はんなり」さんとコラボイベントを企画した際に、「はんなり」さんに分けていただいた生地で、
この先作らないだろうという貴重な麻です。

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どちらも、浴衣の季節が過ぎても、単衣の時期まで活躍します。
鼻緒しだいで、着物の素材、色柄にあわせて楽しめるのが舟形下駄をオススメするところ。
ほかにも白木、白木防水、糸春雨塗り、鎌倉彫、桜皮あしらいなどなど、いろいろあります。


by TomitaRie | 2017-08-06 12:24 | 下駄・草履・和装のこと


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