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大衆演劇、初体験
先日、浅草オレンジ通りの居酒屋「壱八」に行ったときのこと。フジテレビの「Dのゲキジョー」という番組で、大衆演劇の役者さんがが映っていました。壱八のお姐さんが、実は大衆演劇ファンで、「この早乙女太一クンという子はすごいのよ!」と熱く語ってくれたのです。
実は浅草に長いこといるくせに、大衆演劇って、一度も見たことがない。話を聞いているうちに、なんだか見てみたくなってきた…!
「ちょうど浅草六区の大勝館で興業中だよ、券が一枚あるから、あげる」とお姐さん。ありがたくいただき、昨日の夜の公演に行ってきました!今回は「橘劇団」と「劇団朱雀」の新春特別二座合同公演。なんだかお得感♪

昼の部は毎日満員だけど、夜はすいてるから…と言われていたので、開演ちょっと過ぎ頃に行ってみると、なんと入り口に行列! どうやらテレビの影響らしい。
立ち見ならといわれ、それでいいですと入ると、舞台では劇の最中、客席は笑いでどよめいていました。
一部が終わると、オリジナルグッズの販売タイム。劇団員さんたちが客席をまわり、役者さんのカレンダーや湯のみなどを売り歩きます。おばちゃんたちが、どんどん買います。
二部は舞踊ショー。次々と場面が転換し、音楽が変わり、華麗な踊りが繰り広げられます。
五木ひろしや石川さゆりなど演歌はもちろんなのだけど、ロックやポップス、フュージョンぽいのとか、ラテンぽいのもあるのは、ちょっと意外でした。

橘劇団の若座長、橘大五郎くん、劇団朱雀の二代目、早乙女太一くんは、二人とも北野武監督の「座頭市」 に出演していて、有名な「下駄タップ」場面で演じたタップダンスも披露。
これぞ大衆演劇!だったのは「お花(ご祝儀)」。演じる役者さんが花道に来たときに、さっと寄っていき、扇状に束ねた万札を着物の襟に付けてあげるのです。
悲しい内容の演歌に合わせて、思いつめた表情で演じながらも、お札の襟が付いているのって、ちょっとびっくりしました。

それにしても、私の予想をはるかに上回る感動! とくにウワサの太一くんの美しさといったら。若干15歳だというのにこの色っぽさはなんだ!? リズム感がいいのかな、アップビートの曲がとくにすばらしいと思いました。

三部は舞踊劇。大五郎くんと太一くんが道行を演じます。赤い風車を媒介に、次々と変わる場面。大満足でしたねー。今日が最終日ですが、また次の公演、ぜひ観に行きたいものです。

カメラ持って入っちゃいけないと思っていたら、みんなバシバシ撮ってました^^; 携帯のカメラで撮ったのは、まったく映っていませんでした…。
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by TomitaRie | 2007-01-30 12:53 | 浅草


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