来月より博多座で歌舞伎が始まります。
思えば昨年6月の半ばに福岡に来て早1年。
引越しは人生で6回目。なのに毎度あたふた、くたくた。
去年も必死で片付け終わって、最初に外出した先が博多座!
なんとか千秋楽に間に合ったのでした。
博多座には恒例の「船乗り込み」といって、役者さんたちが「ご当地到着」を船に乗ってお披露目するという、風流な行事があります。江戸時代に始められたそうで、全国では大阪と博多のみで行われているとか。
ワクワクして、博多一十さんの入り口に着いたとき「本日の船乗り込みは中止でーす」のアナウンス。
なんでも風が強いと危険なのだとか。ほんとにがっかりです。
今年の出演は、橋之助、扇雀、勘太郎、七之助、愛之助、門之助、亀蔵といった若手の人気役者。川端の特設ステージで、ズラリ並んでご挨拶がありました。
夜の一十さん開催「結びの学校」での中塚一雄先生の着物学講座はいつもどおり大盛況。
この日は「歌舞伎を12倍楽しく観る方法」。
来月の歌舞伎観劇が楽しみです。