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江戸芝居小屋をつくる会
昨日浅草ビューホテルにて「浅草に江戸芝居小屋をつくる会」の推進総決起大会が開かれました。すでに1年半前から「これからの浅草のまちづくり」の活動はすすんでいて、伝法院通りの江戸町並み再現や隅田川の水辺のカフェテラスが実現していますが、その目玉となるのがこの芝居小屋です。
歌舞伎役者の十八代目・中村勘三郎丈、江戸東京博物館館長のほか、私の母の兄(つまり伯父)が代表発起人で、その他、浅草観光連盟・商店連合会や地元区議会議員・地域の有力企業などが参加しています。
マスコミ関係もずいぶん来ており、地元の人たちも大勢集まり、思っていたより大々的な会でびっくりしました。

1400年という浅草の歴史の中で、もっとも華やかだった江戸後期。当時は江戸三千両といわれて、一日に千両を売り上げる場所が江戸に三つあり…日本橋魚河岸・猿若の芝居小屋・吉原…うち二ヶ所が浅草にありました。また浅草寺近辺は見世物小屋が立ち並ぶ奥山という繁華街で、とても賑わっていました。
江戸の面影は震災や戦災、そして近代化により、今の東京ではほとんど残っていません。でも浅草では人々の心とか街の記憶の中に、確実に「江戸」は残っています。
渋谷や六本木、新宿などにはないものが浅草にはある。そのランドマークとして、「芝居小屋」をつくろう!というものです。

実際2003年、江戸開府四百年事業で行われた、「江戸まち奥山風景と中村座」は大反響で、期間中、浅草に来るお客さんが劇的に増えました。
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もちろん実際的な数字だけではなく、浅草に歌舞伎をはじめ、すぐれた演劇が常時開催されているというのは考えただけでも楽しいし、中村座もその発祥の地で活躍してくれるというので、これはほんとにありがたいことです。
今日は勘三郎さんといっしょにコクーン歌舞伎や平成中村座を演出している串田和美氏も駆けつけてくれました。串田氏は、かつて吉田日出子さんらとオンシアター自由劇場という劇団を旗揚げした方で、私の夫の妹は劇団が解散するまで、その劇団員でした。なんとも不思議なご縁です。
串田さんはご挨拶の中で、「町を活性化するというのは、たとえばウナギ屋さんが毎日一生懸命ウナギを焼くとか、町の人たちそれぞれが、やるべきことをがんばって、気がついてみたら町が元気になっている、というのがいいと思う。だから自分たちは、一生懸命いい芝居を作りたい」とおっしゃっていて、とても心に残りました。
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by TomitaRie | 2006-05-26 20:58 | 浅草 | Comments(0)
三社祭2日間
普段は風邪ひとつひかない母が、こんなときに限って高熱を出してダウン。そんなわけで20日土曜日は店から一歩も出られず、商売商売。
観音裏の神輿勢ぞろいの後、三社さまでお祓いしてもらい、浅草寺の前で「さす」のですが、いつもだったら父の側にくっついて、熱気に包まれていたところですが、その場面に居合わせられず残念!
天気予報では雨だったのにもかかわらず日中は青空、気温も28度まで上がり夏日に。さすがに暑いので藍の浴衣を着ました。夕方4時頃、みるみる空が暗くなり、土砂降りの雨!担ぎ手にとっては、シャワーのようで気持ちよかったかも!?
夕刻、町会の長老と婦人部の皆さんの一席に、母の代理で顔を出させていただき、皆さんにご挨拶。
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翌21日は朝から快晴、お祭日和。この日は母からもらった縞の単衣を着ました。母はフラフラしながらも、何とか店に出ており、町会の皆さんに心配されながら神酒所にも顔を出してきたようです。
昨年下駄屋.jpイベントに参加してくれた友人2人が遊びに来てくれて、この日はちょっと店を抜けさせてもらって、お祭見物。我が西町会の神輿は、日舞の先生・胡蝶さんがお弟子さんたちと華やかな衣装で神輿についてくれて、町中の注目を集めておりました。
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本社神輿がうちの町会に来たのは、朝のうちだったので、私は残念ながら間に合いませんでした。今年は二ノ宮が来る順番だったのですが、ずいぶん時間が遅れたらしく、聞いた話では宮出しの際、落っことして担ぎ棒が折れたとか。なんとも情けない。神輿には神様が乗っているわけで、それを落とすなんてとんでもないことです。
下駄屋.jpのメルマガでインタビューした宮本卯之助商店さんに、神輿を作るのがどんなに大変か、お金もかかるか、とくに担ぎ棒は、木材を探すのが難しいという話を聞いたばかりだったので、なんだかがっかりです。
さて友人2人に、是非とも本社神輿を見せたいということで、なんとIT技術にお世話になったのでした。というのは、一ノ宮、二ノ宮、三ノ宮はそれぞれ3つの区域に分かれて、各町会に担がれ渡御するのですが、往々にしてスケジュールどおりに進まないわけで、今どこにいるのか、なかなかわからない。そこで数年前から、GPS装置を利用した本社神輿位置情報をパソコンや携帯電話に配信するサービスというのが始まりました。これまでは自分の町会に来たときに見れば満足だったのですが、友人を案内するにいたって、これがとっても役に立ったんです。中心からちょっと離れた住宅街にいる二ノ宮を発見、無事2人に見せてあげることができたのでした。
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毎年のことながら、祭が終わると昔のように神輿を担いだりしないにもかかわらず、しばらくはぐったり。次の三社祭まであと1年、待たなきゃいけないんだなぁ…。
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by TomitaRie | 2006-05-22 12:17 | 浅草 | Comments(0)
いよいよ三社祭!
浅草は今日から3日間、三社祭一色です。
今日はびんざさら舞や芸妓連の手古舞、組おどり、白鷺の舞などが続く大行列の予定でしたが、悪天候のため中止。びんざさら舞は無形文化財のため、衣装が濡れるといけないらしいので。でも皆さん準備はしていたようで、ほんとにお気の毒。
降ったりやんだりの空模様だったせいか、今日の人出はまずまずといったところ。明日の天気も期待できなそうだなぁ。
我が西町会は、夕方から宵宮が出ました。担ぎ手もそれほど多くなく、ほぼ町内の人たちで和やかに担いでいました。
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by TomitaRie | 2006-05-20 00:20 | 浅草 | Comments(0)
團菊祭五月大歌舞伎
昨日、久々の歌舞伎見物に行ってきました。直前まで仕事に追われ、おまけに雨だったので着物は諦め洋服で。
昼の部は市川團十朗の復帰ということで、話題になっていますが、私たちは夜の部へ。菊之助が「保名」、海老蔵は意外にも「藤娘」を踊るという、見逃せない舞台。
「傾城反魂香」も笑わせるところがあったし(夫いわく「なんだかドリフを思い出す」だって!)、「黒手組組曲輪達引」も「助六」のパロディということで、明るく楽しい、江戸歌舞伎らしい芝居でした。
菊五郎演じる権九郎が、‘矢ガモ’に扮したり、‘恋のダウンロード’を歌ったりするのには、びっくりしましたが、筋書によれば、この芝居のお約束のようでした。
実は最近、松竹歌舞伎会の会員になり、チケットがとりやすくなったのです。私たちは安い3階席ですが、なにより歌舞伎座の雰囲気はなんともいえずいいですね。気合を入れておしゃれしてくる着物姿の人たちを見るのも楽しいし。
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帰りにはまた野毛に寄って、肌寒いので、おでん屋さん「いわき」へ。ニコニコかわいいおばちゃんがやってるこの店、人気店で平日はいつも混んでますが、さすがに土曜日の雨の10時過ぎにはすいていました。おでんはもちろん、煮物なんかもおいしい。体も気持ちもあったかくなって帰りました。
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by TomitaRie | 2006-05-14 14:52 | Comments(0)
葉山へ
GWとは関係のない我が家。楽しみはラジオの渋滞情報を聞くこと…なんてヒネクレてましたが、6日は葉山までお出かけしてきました。今年で14回目となる葉山芸術祭が行われていたのです。
アート展やワークショップなどが街中で行われているのですが、おもしろいのは、自宅やお店、オフィスなどを開放しているところ。
私たちの目的は、まず佐藤正治さんの写真展。会場は、日本画家の方のお宅だったという古い日本家屋。やはり木造家屋は落ち着きます。まったくグレードは違うけれど、私たちが根津時代に借りていた家を思い出しました。
佐藤さんの写真は、インディアン居留地のあるアメリカ南西部の風景をはじめ、葉山の風景や雲の写真。ひととおり見せていただいて、近くのカフェ「manimani」へ。
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ここはお気に入りで以前からちょくちょく来ていたのですが、なんとここのオーナー母娘も同じヨガの先生に習っていたのです。いつもはのんびりムードですが、今日はさすがに次から次へお客さんが。
その後、いくつかの展示を見てまわり、夕方からインディアンフルートとケルティックハープのライブを聴きに、再び写真展の会場へ。
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初めて聴く楽器でしたが、どこか懐かしい気分になりました。
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by TomitaRie | 2006-05-08 23:28 | Comments(0)
横浜にぎわい座
おとといの夕方、横浜にぎわい座にて、立川笑志さんの会があり、行って来ました。祖母の絣の着物に、やはり祖母の博多の帯でちょっと地味目の装い。
スペシャルゲストで談志師匠も出るというので、楽しみにしていましたが、ほぼ満員の会場も、期待感でいっぱいな雰囲気です。
噂どおり、笑志さんの噺はおもしろくて、来てよかった!と楽しんでおり、いよいよ談志師匠の登場。最近、風邪で調子が悪いと聞いていたのですが、やはりずいぶん痩せておられ、最初のうちは大丈夫かなという感じでしたが、さすが!どんどん調子が出てきてノリノリに…とその時、客席から水をさすような声がかかり、師匠、「もうやめた!」とさっさと帰ってしまった。
がっかり半分、やっぱり半分。それにしても2階席のあの客、もっと気の効いたひと言、思い浮かばないんだったら、余計なこと叫ぶな!
帰りに野毛の居酒屋さんで一杯、「波の上」にもちょっと寄って帰りました。
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by TomitaRie | 2006-05-05 11:19 | 横浜 | Comments(0)