<   2006年 10月 ( 2 )   > この月の画像一覧
陰翳礼賛
昨日の夜は、扇子の「文扇堂」店主の荒井さんや、てぬぐいの「ふじや」店主の川上さんたちが中心となって、とても面白い催しがありました。テーマは「陰翳礼賛」。いうまでもなく谷崎潤一郎の著書であり、明かりと日本家屋の関係性を見事に著したこの翻訳は、外国にも広く読まれているそうです。
会場は、浅草三業会館(東京浅草組合見番)二階の大広間。電気の明かりをすべて消し、蜀台に立てたろうそくの明かりの中で芸者衆の白粉がいかに艶かしく見えるか、ほの暗い中での金屏風はどのように光を反射するか…そして暗い中で、お酌を受けるときに、こぼさないように寄り添う仕草の風情。そんなことを経験してみようという主旨です。
そもそもは、エコツーリズム協会理事の企画で今月、オーストラリアの方々が来日されており、体験最終滞在地が浅草に決定したため、みなさんに浅草らしいエコな体験をしていただこうということでした。
さて見番に入ると、廊下からすでに蝋燭の明かりが点々と。大広間もやはり各卓には蝋燭、舞台も蜀台の和ろうそくのみ。
d0028327_0101511.jpg

d0028327_0161564.jpg

まずは荒井さんが、「油一升、米一升」と、江戸時代いかに燃料の油が貴重だったかというお話をされました。
まもなく芸者衆が登場、お酌に回ります。以前、和装人インタビューにも出てくれた千乃ちゃんもいました。長年浅草にいるものの、芸者さんにお酌されたのは、生まれて初めて。ドキドキでした。案の定、暗がりで手元が見えず、お酒がこぼれ…とう場面も^^;
舞台では芸者衆の踊りが始まり、その後、投扇興が行われました。これも私は初めて見ました。作家のいとうせいこう氏や女優の山口智子さんもいらしたのですが、お二人とも投扇興にチャレンジ、なかなかの腕前でした。
電気のない生活というのは、停電もめったに起きない今では、キャンプに行くときくらいしかあまり経験しないものです。この2時間、とても独特な感覚でした。
芸者さんの白粉、たしかに電気の明かりで見るより、ずっと美しいと思いましたし、いろんなものの陰の存在感に気づくことが新鮮でした。お酒の味も、ろうそくの明かりの方がおいしかったような気がする。でもお食事は、やっぱりある程度明るい所で食べるのがいいかなぁ。
イラストレーターの平野恵理子さんもお誘いしたところ、すてきな卵色の紬を着て来て下さり、この不思議な催しも楽しんでいただけたようです。
d0028327_023478.jpg
d0028327_0231039.jpg

[PR]
by TomitaRie | 2006-10-20 00:23 | 浅草 | Comments(0)
元町チャーミングセールなど
久々に横浜でゆっくり過ごした土曜日。自転車に乗ってまずは元町チャーミングセールへ。
期間中は近づくこともためらってしまうほどのすごい人出。といっても熟年のカップルが仲良く買い物していたり、妊婦さんをよく見かけたり。老若男女、幅広く、なんだかほのぼのしているのです。
私はチャコールグレーのロングコート、夫は革靴を買いました。
d0028327_13502132.jpg

ちょっと疲れたので代官坂の「茶倉」さんで一休み。最近気に入っている、日本茶カフェです。若いオーナー夫妻が最近引っ越した話などをしつつ、冷たい抹茶でのどをうるおしました。
その後、山下公園を抜けて、海岸通からみなとみらいへ。家電ショップで買い物してから、話題のBay Quarterへ行ってみました。夕暮れに浮かぶようすは、思っていたよりずっとステキ。どこか外国に来たみたい。レストランで食事をしようと思ったのですが、どの店もかなり行列ができていて、今回は諦めることに。
d0028327_13512577.jpg

d0028327_1351397.jpg

結局いつも通り、野毛まで戻って焼き鳥屋さんに入ったのですが、みなとみらいもいいけど、やっぱり野毛は横浜の宝だ!と満足。
それにしても、みなとみらいはまだまだ発展しそうです。Bay Quarterはちょうどシーバスの発着所なので、元町や中華街を観光した後、山下公園から船に乗って、夕方頃Bay Quarterに着いたら、感激すること間違いなし。ぜひデートコースにしていただきたいです^^
[PR]
by TomitaRie | 2006-10-01 13:54 | 横浜 | Comments(0)