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請戸の田植踊と被災地の今
先日、ブログで福島県浪江町の「請戸の田植踊」に下駄を寄贈させていただいた
話を書きましたが、2月19日にその下駄を履いて踊った子ども達の写真が届きました!
田植踊は本来、毎年2月に地元の苕野神社(くさのじんじゃ)の安波(あんば)祭りで
奉納されるのですが、神社も失ってしまった今年は、福島市と二本松市の仮設住宅を訪ね、
踊りを披露することにしたのだそうです。

ご縁のきっかけとなった佐々木さんからは、「警戒区域内である請戸の苕野神社の前で
踊りたかったのですが、散り散りになった避難先へ出向き、ふるさと・地域の絆を
深めるために踊ってきました。
私も踊り子達も1日中下駄を履いていたのですが、疲れも無く足にぴったりで、
痛くないと皆大変喜んでおります」
と連絡をいただきました。
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写真を送ってくださった「請戸芸能保存会」会長の渡部さんからのメールには、
次のように書かれていました。
「私どもは、着の身着のままで避難をし、多くの方々からご支援を頂いて
伝統芸能の復活を果たさせて頂き今に至っております。
当初は、友達と会うことが楽しみだった子供たちも、今では避難している方に
元気をあげることと、犠牲になられた方々の追悼へと自覚が変わっており、
その成長を見るに付け1年の時間を感じております。」

子ども達の成長が、あまりに辛い出来事ゆえという現実に、心が締めつけられます。
渡部さんからは、請戸の皆さんが暮らしていた町の現状の写真も送っていただきました。
3.11直前の、町が被害に合う前のお祭りのようすと比べると、
テレビなどで見るより生々しく惨状が伝わってきました。

震災前の安波祭り
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津波で流されてしまった200戸の集落があった場所
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漁協と旅館があった場所
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自宅の仏壇に手を合わせる人
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神社拝殿があった場所
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渡部さんも以前は漁師だったそうですが、津波に遭遇して
「毎日地震・津波の言葉が頭から離れず近寄る事さえ躊躇する」ことがあるそうです。
人間がどんなに抵抗しても、自然の力には勝てないという謙虚な気持ちは、
現代社会では忘れてしまいがちです。
日々、海や川で漁をしたり、畑で野菜を作っている人々よりももっと、
都会で暮らす私たちこそ、そのことを常に考えなくてはいけないのだと思います。

7月28、29、30日に「請戸の田植踊」が明治神宮で奉納されます。
「子供たちの中には親や姉、祖父母が犠牲になった子もいるので、
意義深い追悼が出来ると思います」と渡部さんはおっしゃっています。

もうすぐ東日本大震災から1年が経ちます。
メディアによって報道にかなり温度差があると感じますし、
一般の人々の衝撃も薄れてきているのは否めません。
いちばん怖いのは、無関心になることです。
被災者の方々から直接お話を聞き、今後の日本について一緒に語ることが、
私たちにできることではないでしょうか。
関心を持っていただけたら是非、7月の明治神宮に、
子ども達の踊りを見に行って欲しいです。
※写真は使用許可をいただいています。
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by TomitaRie | 2012-02-28 16:02 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
月刊「EXILE」に掲載された草履
長谷川潤さん扮する「緋牡丹お潤」。
いやぁーかっこいい♪ 着物も似合うんですねぇ^^
月刊「EXILE」vol46に掲載中です。

先月、スタイリストさんから電話があって、
「辻屋さんに、低ーい草履、ありますか!?」
「ありますよー、たっくさん!」

爪先部分は天と底革の間に重ねを入れず、直接付けてある
「じか付け草履」のことです。
裏も象皮で、男性の雪駄と同じような構造。
低いので軽快に歩けて、昔からのファンも少なくないのです。

ひと昔前は、踊りのお師匠さんや、クラブのお姉さんが
歳の暮れにまとめて買っていかれたものでした。
どちらかといえば、着物を着慣れた方に好まれる草履です。
私も店で履いていますが、とにかく軽くてラクです。

ただいまホームページの「江戸好みの草履特集」にUPしています。

長谷川潤さんが履いているのは、白いじか付けで、
結城藍鼠玉虫色無地紬の着物、博多袋帯、紫の蛇の目傘、
というコーディネイト。
こんな感じの粋で凛とした雰囲気にぴったりですね。

それにしても、EXILEはすごいなぁ。
ファッション誌まで出版しているとは・・・
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by TomitaRie | 2012-02-25 15:39 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
熊本 山鹿・平山
久々に、九州の旅のご報告。
夫の先祖のお墓は、熊本県の山鹿にあります。
山鹿といえば「燈籠まつり」といって、お盆の2日間、
頭の上に燈籠を載せた千人の乙女が踊るお祭りで有名。
また「八千代座」というとても素敵な趣のある芝居小屋があります。

夫方のお寺は、山鹿の町からさらに山奥に入った所にあるのですが、
来るたびに‘いい気’が流れているように感じます。

さてお墓参りを済ませて、山鹿の町でひと休みすることに。
一昨年、はじめて燈籠まつりに来ていらいです。
かつて参勤交代道で大名行列の宿場町として栄えた豊前街道は、
雰囲気ある街並みが保存されています。
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お茶を飲むところはないかな…と入ったお店「ji-u」。
蔵を改造したらしく、ほっこり落ち着く佇まい。
生姜紅茶とお菓子のセットで。
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この辺り、菊地川流域沿いの下町惣門は、コメの集散地として栄えたため、
いまでも酒蔵・米蔵が並んだ、懐かしい風情が残っています。
お店のお姉さんによると、地元の有志が「米米惣門ツアー」
というのを行っているそうなので、時間があるときに参加してみたいな。
並びに「木屋」というこれまた古い麹屋さん。
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立派な店構えですが、奥行きもすごーくあって、
お兄さん(実は9代目だった)が発酵中の麹を見せてくれました。
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お土産に甘酒を購入。
そのお隣は「千代の園」という造り酒屋。
ついつい「くまモン」のラベルがついた日本酒を買ってしまいました。

この日の宿は、山鹿の奥座敷、平山温泉。
美肌の湯と聞いていたので一度来てみたかったのですが、
たしかに、いいお湯でした。
平山阿蘇神社にお参り。
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平山温泉は、伝染病で困っていた村人が阿蘇大明神のお告げで、
見つけた温泉だそうです。
泊まった宿は語るべきことなし、でした^^;
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by TomitaRie | 2012-02-23 22:33 | 九州 | Comments(0)
「着物とお酒を楽しむひな祭り」in福岡
福岡の友人、松村さやかさんが3月3日のひな祭りに
イベントを企画されました。
題して「着物とお酒を楽しむひな祭り」。
着付け&着物スタイリストの田中えり子さんといっしょに、
私も履物のお話をさせていただきます。
さらに、ひな祭りに因んだお酒を「とどろき酒店」さんがセレクト。
着物とお酒をゆったり楽しみましょう!

会場の松楠居は、松村さんのご実家で、
老舗のジョーキュウ醤油さん向かい側にある日本家屋です。
松村さんのおばあ様が暮らしていらした趣のある建築をリノベーションし、
現在は一階にお蕎麦屋さんの「やぶ金」、
二階をイベントスペースとして使っておられます。
福岡一の繁華街にありながら、静かな佇まいです。
以下、松村さやかさんよりご案内です。


-----ここから-----

春の気配がほんの少しづつ感じられるこの季節、
普段から着物で過ごしておられるゲストお二人をお迎えして
着物周りのお話を中心に、着物をもっと身近に、
より楽しむことができるようなお話を聞かせていただきます。
その後は「とどろき酒店」セレクトの
ひな祭りに因んだお酒を数種お出しします。(ソフトドリンクも有)
ひな祭りの土曜日、着物とお酒を楽しみにゆるりとお出かけください。

◆日時:3月3日(土)
 17時30分開場(開始時間前に会場にお入りください)
 18時~20時30分(予定)

◆会場:松楠居2階
 福岡市中央区大名2-1-16(手打ち蕎麦やぶ金の2階です。)<地図>
 電話 092-738-7155

◆定員:30名様

◆参加費:3,000円(お酒数種と軽いおつまみ、ソフトドリンク、お土産付)

◆申込み:sayaka@shoson.jp 宛
 2月29日までに参加者氏名・連絡先をメールでお知らせください

◆主 催:有限会社ショーソン(担当 松村さやか)

【ゲストのプロフィールご紹介】

田中えり子さん  
派遣社員生活を送りながら、着付けと和裁を勉強、
着かた教室やキモノスタイリングスクールの講師を経て、
昨年「多奈ゑりきもの教室」を開校。
現在、岩田屋コミュニティカレッジの「はじめての着付け」講師も担当、
「着物を着て美しくなる」ご提案を各所でされています。


富田里枝さん
実家の家業である、大正元年創業の履物専門店
「辻屋本店」ネット運営責任者を経て、昨年お店の代表に。
長く履いても痛くならず、疲れない熟達した職人の技が生きる「鼻緒のすげ」、
厳選された素材の「浅草好み」の履物を全国のお客様にお届けすべく、
東京浅草のお店と福岡を行き来する日々を送っておられます。


-----ここまで-----
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by TomitaRie | 2012-02-22 16:51 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
田植踊の佐々木さん
昨日のブログに書きましたが浪江町請戸地区の伝統芸能「請戸の田植踊」に
辻屋本店から下駄を進呈させていただくということで、
先ほど保存会の佐々木繁子さんが、下駄12足を受け取りにみえました。

請戸地区の住民は、別々の地域に避難しているそうです。
佐々木さんは現在、江東区で避難生活を送っているのですが、
2年間という限定なので、あと1年でまた住居を探さなくてはいけないのだとか。
補償のことも、除染のことも、遅々として進まない現状。
落ち着かない避難生活。当事者から直接お話を聞くと、やはりため息が出ます。

家も家族も失って、いつ帰れるかもわからないなかで、
何百年も受け継がれてきた田植踊は、皆さんの心をつなぐ拠り所なのでしょう。
佐々木さんも「これまで当たり前のように踊ってきたけれども、
ほんとに田植踊があってよかったと、心から思う」とおっしゃっていました。

私たちも、涙を浮かべて喜んでくれる佐々木さんを見て、
ちょっとでも役に立てることがあったことに、逆に感謝しています。
東京でも7月28、29、30日に明治神宮で「田植踊」を披露するそうです。
下駄を履いて子ども達が踊る姿をぜひ見に行こうと思います。
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by TomitaRie | 2012-02-16 15:06 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
田植踊の下駄
先週末、50代後半位の女性がお店に入ってきて、「あのー、踊りで使う下駄が欲しいんです」
うちの番頭さんが「盆踊りか何か?」と聞くと、「いえ、伝統芸能なんです」
盆踊りなどに履く2,000円前後の草履を探しにみえる
お客様は少なくないので(とくに夏には)、そうかなーと思ったのですが、
なんとなく気になって詳しく話を聞いたところ・・・
「私の町は福島県の浪江町で、東日本大震災の津波でなにもかも流されてしまったのです。
原発事故の影響で戻ることもできないので、今も住民は各地に散り散りになっています。
でも、田植踊という400年続く伝統芸能を昨年の夏、ようやく復活させました。
これまではホールや会館など室内だったので、草履で踊っていたのだけれど、
今後、屋外で披露する機会が増えてきて、二本歯の下駄が必要になります。
ギリギリまでようすを見ていたのだけれど、福島県内はまだ雪が残っていて、
やはり下駄でなければダメ。
10足ほど必要なんだけれど、一足3,000円位までしか予算がないのです」とのこと。
辻屋本店は桐下駄しか扱っていないので、5,000円以上の下駄しか売っていません。
でも桐以外ならば、探せば安価な下駄はあるかもしれない・・・
そう考えて、週明けまで待ってくださいとお願いしました。

月曜日、仕入れ先をいろいろ当たってみたら、はたしてドロヤナギを素材にした
下駄を仕入れることができました。
が、そこでふと「被災地に何か役立ちたいと思っていたけれど、
これって、またとないチャンスじゃないかな・・・?」
と思い、父と妹に「下駄屋が役立てることが、ようやく見つかったんだから、
この際、下駄10足くらい進呈しようよ」と提案。
2人とも快諾してくれました。

インターネットで調べてみると、次のような記事がありました。
「東日本大震災の津波と原発事故で消滅の危機にある浪江町請戸地区の伝統芸能
「請戸の田植踊」を復興、継承する取り組みが、避難中の住民や有識者の手で動き始めた。
・・・請戸の田植踊は、毎年2月の第3日曜日(以前は2月24日)、
同町請戸の野(くさの)神社の安波(あんば)祭りで奉納され豊作を祈願する伝統芸能。
起源は江戸時代で、近年は請戸芸能保存会が地元の小学生らを踊り手として集め、
育成し継承していた。
・・・請戸地区は津波で壊滅。さらに原発事故で、地域は立ち入り禁止となり、
1000人以上の住民は避難。保存会の渡部忍会長(61)らによると、
今年2月に踊った児童ら14人は全員無事だが、衣装や楽器、資料は流され、
神社の宮司も行方不明という。
このため、保存会会員で東京に避難中の佐々木繁子さん(61)が
「児童にせめて祭礼での写真を贈りたい」と、福島民友新聞などを通じ
広く提供呼び掛けを告知。
この窮状を知った国学院大学院友会浜通り支部(支部長・山名隆弘大国魂神社宮司)が
「このままでは浜通りの文化財が消滅し、郷土の誇りが忘れ去れる」と、
祭礼を復興、継承するため協力に名乗りを上げた。
佐々木さんは「私たちも負けていられない。復興の先は長いが頑張る」と話している。
(2011年7月2日 福島民友・地震関連ニュース)

さっそく赤い鼻緒を挿げて、店にみえた女性(それが佐々木さんでした!)に
連絡したところ喜んでくれて、「じつはこの後すぐNHKに浪江町の田植踊の話題が
放映されるんですよ。お店で見れますか?」
休憩室のテレビを見ていると、ほどなく田植踊の話題に!
黒留袖を着た佐々木さんが取材されていました。

ほんとに、なんと良いタイミングで佐々木さんはうちの店に来てくれたんでしょう!
明日、下駄を受け取りに来てくださいます。
喜んでくれるといいんですけど・・・^^
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by TomitaRie | 2012-02-15 23:55 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
木馬亭
浅草に帰ってきてから、ひょんなきっかけから、浪曲や講談に興味が出てきて、
時々「木馬亭」に足が向きます。
「木馬亭」は、浪曲の定席(常設の寄席)がある全国でも数少ない貴重な場。
毎月初めの7日間に、日替わりで浪曲師と講談師が登場します。
2階には大衆演劇の「木馬館」があります(ここにも時々足を運びます^^)。

浪曲とは…
明治時代初期から始まった芸能で三下りの三味線を伴奏に用いて
物語を節と啖呵(台詞)で演じる語り芸である。
その母胎は説教節、デロレン祭文、阿呆蛇羅教などで、その先祖は
宗教音楽時代の説教、祭文である。
大阪では浪花伊助、東京では浪花亭駒吉が関東節の開祖とされている。
「浪花節」が「浪曲」と呼ばれるようになったのは大正6年12月20日付の
「都新聞」紙上で紹介されてからである。(日本浪曲協会公式サイトより抜粋)

浅草に生まれ育った私ですが、これまでまったく縁もなく、興味もありませんでした。
それが数年前、木馬亭で一風変わったイベントがあり、ある女性浪曲師の芸に出会って、
「うわぁ、けっこういいかも…」と感じ、昨年帰ってきたのをきっかけに、
ちょいちょい聴くようになったわけです。

講談に関しても、同じく遠い存在だったのが、
近所の喫茶店のRちゃんに教えてもらって、若い講談師の一席を聴いていらい、これまたファンに。
今日はそのお兄さんが出ているので、店をちょっと抜け出して、聴いてまいりました♪
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浪曲も講談も、私が新鮮に感じるのは、「日本語の美しさ」。
独特の節回しに乗る日本語、聴いていると脳内アドレナリンが出るような心地よさなんです。

今日の読売新聞の夕刊に、講談定席「本牧亭」が昨年、看板を下ろした、
という記事が出ていました。
上野の本牧亭は中学生の頃、友人に連れられてよく落語を聞きに行っていた
記憶があるので(鈴本ではなくたしかに本牧亭だった)、
講談については「へぇ…」と思ったのでした。
記事では「元々上野広小路にあった講談専門席の本牧亭は1990年に閉場した。
それからは、本牧亭って名前の料理屋で細々と講談をやってきた。」
と、講談会ただ一人の人間国宝、一龍斎貞水が話しています。

木馬亭には、今後も頑張って続けてもらいたいものです。
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by TomitaRie | 2012-02-06 23:53 | 浅草 | Comments(0)
第八回あさくさ和装塾
立春の2月4日、「第八回あさくさ和装塾」を開催しました。
比較的暖かくて、日射しもちょっと春めいた着物日和。
会場はいつもの「浅草西会館」。
今回もたくさんお申込みをいただき、定員オーバーでお断りした方には、
たいへん申し訳ありませんでした。

最初に私がご挨拶させていただいた後は、恒例の「履き物のお話」を
父の辻 毅政より。今回のテーマは「革の草履、雪駄」。
皆さんが勘違いしていたり、知っていると得する豆知識を、
簡単にお話させていただきました。
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後半はいよいよ、職人さんたちが登場!
まずは「錺簪(かざりかんざし)」の三浦孝之さんです。
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家業の錺職を継ぐきっかけや、歌舞伎・日本舞踊の床山さんから依頼される
簪(かんざし)のこと、また簪のモチーフについて等々。
実際に、簪を手にとって見せていただきました。
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次に、「市松人形」の藤村紫雲さん。
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市松人形の名前の由来や、お人形は元々は祈りや願いを込めるものだったのが、
子どもたちの遊び相手になり、また外国との交渉にお人形が一役買ったエピソードなど、
おもしろいお話が次々に。
お人形はガラスケースに入っていて、ただ飾っておくものだと思っていましたが、
藤村さんのお人形はお座りできるようになっているし、
着物の着せ替えもできるのです。
思い出があるけれど着られない着物を仕立てなおして、
お人形に着せてあげるのもいいですね。
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今回、会場の都合上、実演や物販はできなかったのが少々残念でしたが、
皆さん、興味を持ってくださったと思います。

最後に、記念撮影! これまでは会場で撮っていたのですが、
今年は東京スカイツリーをバックにパチリ!
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夕方からはお楽しみの「旨いものの部」。この日は「金太楼鮨」さんで乾杯!
2012年初の「あさくさ和装塾」、大盛会でお開きとなりました!
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この日の私の着物です。
昨年、新仲見世店を閉店する際に片づけていたらみつけた、
楓の葉が散っている薄紫の小紋です。
伝法院のお庭を描いた濃紫の帯は、母が亡くなる数年前に作り、
よく三社祭のお揃いの着物に締めていました。
草履は白の五分三枚で、蝶々の螺鈿入り。
そして、蝶々の簪は三浦さんのです。
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by TomitaRie | 2012-02-05 12:33 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)