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福岡アジア美術館、4日目
日曜日は朝から本格的な雨でしたが、一張羅の結城の単衣に、博多献上帯で会場へ。
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昼過ぎからは、芝雀さんのお弟子さんによる歌舞伎衣裳の着付け実演。
歌舞伎の衣裳は自分で着るのではなく、衣裳さんが見事な手さばきで
超素早く着つけます。
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衣裳さんの仕事はそれだけでなく、着終わった衣裳のメンテナンスや保管も。
歌舞伎って、役者さんだけでなく、いろんな人々の手で成り立っているものなんですね。

次に、裏千家茶道教授・志村宗恭先生と、芝雀さんの対談です。
志村先生は、私が福岡に3年間暮らしているときに、
茶道教室に通い、学ばせていただいたご縁で、この対談をお願いしました。
伝統文化や着物のことなど、広く深い知識をお持ちのお二人、さすが濃い内容でした。
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大雨にもかかわらず、会場は立ち見が出るほどの盛況でした。
茶道教室でお世話になった先輩方も、びしっと着物姿で来てくださり、
久々にお会いできて嬉しい1日でした。
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by TomitaRie | 2012-06-26 12:27 | 福岡 | Comments(0)
福岡アジア美術館の展示品
今回は6月博多座大歌舞伎との連動企画で、
歌舞伎にちなんだ作品をそれぞれ出品しています。

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高橋孝之---江戸古法友禅
 近くで見ると、隈どりの柄は細~い線描きです。定規も使わず縞を描く高橋さん、
趣味はモトクロス!

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寺田 豊---京絞り
 何十種類もある絞りの技術を駆使した着物や帯。さすが京都!といった、
上品な色と柄行き。いつか欲しいな~!

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服部秀司---爪掻本綴
 写真は「猩々」。服部さんはとにかく歌舞伎好き。歌舞伎通。
歌舞伎の話をしている時がいちばん楽しそう。

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本田早苗---東京友禅
 歌舞伎の一場面を猫が演じている柄に、猫好きはキュンとなります。
作品になる猫ちゃんは、おうちにモデルがいるそうです。

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大冨玉緒---押絵
 羽子板のイメージしかなかった押絵ですが、玉緒さんの作品を見たら
「すてき!欲しい!!」と叫んでしまいました。

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瀬戸吉廣---刀匠
 刀って女性にはあまりピンときませんが、芝雀さんとのトークはとてもおもしろかった。
穏やかで優しい瀬戸さん、お嬢さんがボランティアでお手伝いしてくださいました。

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辻屋本店---江戸好み履物
 うちは歌舞伎の登場人物にちなんで、勝手に想像した履物を出品しました。
そのほかには西村織物さんとコラボした博多織の鼻緒シリーズや、
久留米絣を仕立てたオリジナル鼻緒シリーズなど。

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服部さん。

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寺田さん。

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「もつ幸」看板娘の直美ちゃん。毎日アンティークの着物と半巾帯で、受付がんばってます!

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私、富田里枝。母の単衣の紬、裄が短くて襦袢が出ている^^;
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by TomitaRie | 2012-06-25 11:48 | 福岡 | Comments(0)
アジア美術館、3日目
今にも雨が降りそうだったので、この日は茶の細縞の小千谷縮を着て来ました。
帯は夫の祖母が遺した無地の白い博多献上帯。
帯締めと帯揚げにスカイブルーを入れて、初夏っぽくしてみました♪
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12時過ぎから、中村芝雀さんと中村歌昇さんの対談。
歌昇さん、見た目は今どきのジャニーズ系イケメン俳優ですが、
さすが伝統的な歌舞伎の世界で生きているだけあって芯のしっかりした好青年です。

1時過ぎからは刀匠・瀬戸吉廣氏が登場、芝雀さんと「刀剣の美」を語るコーナー。
女性からすると、刀剣の魅力ってイマイチわからないのですが、
やはり直接、刀匠からお話を聞いてみると「へぇー!」ということがたくさんありますね。
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夕方にはアジア美術館を後にして、友人主催のイベントへ。
ブティックや飲食店で賑う大名という地域にある老舗のジョーキュウ醤油さんが、
先代が住んでいた趣のある日本家屋をリノベーションした松楠居という会場で
時々イベントなどをされているのです。

3月に開催した「着物とお酒を楽しむひなまつり」がとても好評だったので、
この日は第二弾「2週間早い七夕night」。
前回と同じく、ゲストは着物スタイリストの田中えり子さんと、
私、富田里枝、そして、とどろき酒店の田中美佳さんです。

多奈ゑりこと田中えり子さんは浴衣の話、私は下駄の話をさせていただき、
とどろき酒店さんからは初夏のお酒を、さらに今回は若波酒造から女性杜氏の今村友香さんが
来てくださいました。

まずは多奈ゑりさんから。大人の女性の浴衣コーディネイトについて。
浴衣の色の選び方や帯の合わせ方をお話されました。
多奈ゑりさんの装いは、燕が飛ぶ白地の浴衣に、モスグリーンの半巾帯をお太鼓風に。
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次は私から下駄のお話。私が来た浴衣は母の形見で、大胆な縞柄。
帯は白地の博多献上の半巾帯です。
下駄の歴史、素材、桐下駄の価値、仕上げ、
さらに形やサイズの選び方、履き方など、いつもあさくさ和装塾で
お話している内容をダイジェスト版でお話しました。
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講座の後は、とどろき酒店さんより初夏に似合うお酒がふるまわれました。
微発泡のピンクのお酒や、ちょっと酸味のあるすっきりした日本酒は大人気!
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福岡で唯一の女性杜氏、今村友香さんも着物の上に法被を着て。
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参加者の皆さんは、梅雨のさなかにも関わらず、100%着物または浴衣姿でした。
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着物男子も2名参加してくださいました。お2人ともとてもセンスよい着こなし。
それにしても前回も驚きましたが、イケる口の女性が多くて、お酒がどんどんすすみました!
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こんな楽しい会を開催してくださった、主催者の松村さやかさんには感謝!!
帰りがけ、玄関でみつけた醤油さしのコレクション。
さすが、ジョーキュウ醤油さんですね。
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by TomitaRie | 2012-06-24 22:32 | 福岡 | Comments(0)
福岡アジア美術館、2日目
今日は朝から快晴の福岡。
私は母の薄鼠の単衣に、白地の博多献上帯を合わせてみました。
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本日の特別イベントでは、芝雀さんのお弟子さんが
歌舞伎の化粧を見せてくださいました。
芝雀さんの説明もわかりやすく、とてもおもしろかったです。
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鬢付け油を塗り、眉毛を消してからおしろいを重ねてゆきます。
その後、薄桃色のとの粉でぼかすのですが、
実は下駄の仕上げでもやはりとの粉を使って
桐台に色をつけるので、「へぇ~!」と思いました。

目張りを入れ、口紅をさします。
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最後に眉を描くのですが、歌舞伎役者にとって、眉はひじょうに大事なポイントなのだそうで、
これができるようになったら一人前とも。
逆に、どんな役でも同じ眉しか引けないようなら、その役者さんはまだまだ勉強不足といえるのだそうです。
28歳のお弟子さんは、元々がきれいな顔立ちですが、
お化粧をすると、このとおり、鬘を付けてなくてもなんて美しい!
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こんなこと、めったに見れるものではありません。
とても貴重なものを見せていただけて、お客様たちからも歓声が上がりました。
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by TomitaRie | 2012-06-22 20:22 | 福岡 | Comments(0)
アジア美術館で展示中!
今日から「福岡アジア美術館」ギャラリーCにて、
「伝統工芸と伝統芸能の彩り」という展示に
辻屋本店の履物も参加させていただいています。

この展示会は、京都の服部綴工房・服部秀司さんと京絞り寺田・寺田豊さん、
東京の染の高孝・高橋孝之さん、友禅作家の本田早苗さんの
ものづくり集団「絲衣司」が企画、主宰。

現在、お隣の博多座で六月大歌舞伎が上演されているのですが、
京都のお二人が中村芝雀さんと親しくされている関係で、
毎日、歌舞伎役者さんが来場されて、トークショウなど行われるという、
ひじょうに贅沢な催事なのです。

私は昨日の昼過ぎに福岡に到着(前日の台風で送れました!)。
すでに奮闘している皆さんに加わり、会場でのセッティング。
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夜8時過ぎまでかかりましたが、無事終了。
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辻屋のブースはこんな感じです。
歌舞伎にちなんだ履物や、博多織や久留米絣で仕立てた鼻緒の履物を展示しています。
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休館日は冷房もないので汗だくでの作業でみんなヘトヘト。
今回、お手伝いに大活躍の「もつ幸」さんのお嬢さんに
ご実家のお店を紹介していただき、博多の味に一同、疲れが吹き飛びました。
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そして、今日はいよいよ第一日目。
お昼過ぎに、中村歌昇さんと中村芝雀さんのトークショウが行われました。
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すぐお隣の舞台に出ている役者さんが、幕間に飛んできて、
目の前でお話されるという、歌舞伎ファンにはまたとないチャンス!
東京からわざわざ来られたという熱心なファンもいらっしゃいました。

じつは私は個人的な事情で、ただいま引っ越しの真っ最中。
荷物の詰め込みがまだまだ終わらないので、
会場にはずっといられないのが申し訳ないのですが・・・

でもまた明日は歌舞伎の化粧実演があります。
お近くの方、遠くの方も、ぜひ見に来てください!入場無料です!
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by TomitaRie | 2012-06-21 17:31 | 福岡 | Comments(0)
100周年下駄「天樹」いよいよ店頭で販売します!
創業100周年を記念して作った「天樹」。
いよいよ店頭にて販売スタートです!!
妹の正恵が鼻緒を1本1本、きれいに並べています。
鼻緒を展示するための箱まで特注で作ってしまいました。
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40種類の鼻緒、そして美しい柾目の台、ぜひ見に来てください!
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by TomitaRie | 2012-06-19 17:59 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
気温上昇に伴い、下駄が売れる法則!?
今日は午後から気温がどんどん上がり、すっかり夏!
暑くなると、下駄が売れる。
今日は挿げ職人の小林君が休みなので、
父と番頭さんでずーっと挿げっぱなし!
しかも父の日ということで、プレゼント用の下駄が多かったなー。

私は先週水曜日の「浅草ゆかた着付教室」が浴衣始めでしたが、
今日は何を着て行こうか迷ったすえ、
夫のおばあちゃんが遺した木綿のしじら織。
見た目だけでなく実際涼しいし、シワにならないので重宝しています。
綿の染め帯は浅草の小さな呉服屋さんでで購入したもの。
帯留は紫陽花です。
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下駄は三味角の右近下駄。白木防水の台で、鼻緒は薄藍色の小紋柄で涼しげに。
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夜は喫茶天国にてシークレットライヴ。
白いかっぽう着でお手伝いの予定^^
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by TomitaRie | 2012-06-17 17:39 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
浅草ゆかた着付教室、二回目
今日は2回目の「浅草ゆかた着付教室」でした。
雨のせいかキャンセルが出て、参加者の方はマンツーマンでじっくり学べることに^^;
地元の目黒区で最近、着付けを習い始めたそうで、
ゆかたを作ったので、下駄も新調しようと考えていたところ、
ちょうどよいタイミングの教室だったとか。

大越先生は、きっちり勉強しているので、
無駄がなく、しかも早くきれいに着る方法を教えてくださいます。
おはしょりがモサモサしないとか、ゆるまない紐の結び方とか、
伊達締めが下から見えない文庫結びとか。
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こちらは、生徒さんが誂えた「白木防水舟形下駄」。
下駄付きで受講料が8,400円って、そうとうお得な企画だったと思います!
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by TomitaRie | 2012-06-16 18:21 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
第一回「浅草ゆかた着付教室」
「浅草ゆかた着付教室」を開講しました。
浅草は和装の専門店も充実しているし、着物のお客様も多いのですが、
意外と着付教室がないのです。
着物屋さんでやっている店もありますが、
「そういうのって、買わされちゃうかも…」という声をよく聞きます。

ましてや着付けの学校とかに通うとなると、ハードルも高いし、
着物や道具をいろいろ買わなきゃならないという噂もあるし。

それなら、最初から下駄付きでやってみよう!と明朗会計(笑)です。
会場はおなじみ浅草西会館。

講師の大越博子先生は、気さくで親切なので、
わからないこと、質問など何でも聞きやすいです。
今週土曜日に2回目を開きますが、今回好評だったら、
これから着物の着付教室も始めようかなーと、先生と話しています。

準備が大切! こうやって順番に並べておくと慌てずに着付けができるんですって。
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半巾帯の結び方って結構いい加減にやっていたので、参考になりました!
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私はほぼ毎日、着物を着ているのですが、自己流で無意識に着ているので、
ちょっとしたコツを教えてもらうと全然違うんだなーと思いました!
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by TomitaRie | 2012-06-13 17:42 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
雑誌の浴衣特集に掲載されました!
毎年この時期になると、雑誌やムックの浴衣ページで、
辻屋の下駄を紹介していただいていますが、
今年も数誌に掲載されています。

最初に届いたのは『In Red』7月号。安室ちゃんが表紙です。
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タイトルは「年下カレとゆかたで街散歩」
賀来賢人くんが年下カレ役ということらしい。
撮影の前日、スタイリストさんからTELがかかってきて、
どうやら90%雨みたいだから、下駄といっしょに傘を借りたい、とのこと。
有名人やタレントさんがモデルだと、撮影日を変更できないんですねぇ。
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次のページは「大人女子のゆかたの選び方」
竺仙など2~3万円台のゆかたです。
うちの下駄は、この夏、博多織の老舗「にしむら織物」さんとコラボして作った
博多織鼻緒シリーズ「博多日和」の下駄が数点、紹介されています。
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それにしても、女性ファッション誌のキャプションには、いつも深く感心しますね。
「生まれ故郷を愛する熱血漢のカレに誘われて夏祭りへ。
せっかくのお祭りだから、童心に帰って落ち着いた生成り色に爽やかな空色の帯を
アクセントにしたカラフルなコーディネイトを。」
「夏の終わりを予感させる、最後の花火大会には秋を象徴する萩の模様をチョイス。
ずっと続く二人の未来へ願いを込めて。」
いやーすごい。この浴衣を着たら、恋がうまくいきそうな気がする!なんて^^

さて、ムックは「大人のためのゆかたのきほん」(主婦の友社)
着付けや帯結び、ゆかたの種類、選び方、小物…まさに基本がすべて載っています。
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ありがたいことに、辻屋の下駄がずいぶんいろいろ紹介されています。

本屋さんで見かけたら、手にとってみてくださいね!
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by TomitaRie | 2012-06-05 12:23 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(1)