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勘三郎さんおくる。そして富士山。
27日、築地本願寺で営まれた中村勘三郎さんの葬儀・告別式に先立ち、
浅草・隅田公園の「平成中村座」跡地で、勘三郎さんの遺骨をお迎えしました。
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地元の関係者や贔屓、ファンなどが集まり、仲見世町会の神輿も出ました。
「中村屋!」の声に、勘九郎さん、七之助さんたちご家族も涙ぐんでいらっしゃいました。
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辻屋も今年の3月、平成中村座の五軒長屋にて10日間、店を出させていただきました。
千秋楽では、松竹さんのご厚意で、中村屋さんのアットホームな打ち上げ、
N1グランプリも見させていただくことができました。
お弟子さんや大道具さん、照明さん、お茶子さん達と、
家族のように楽しそうな勘三郎さんの姿が、今でも目に浮かびます。

浅草の人達はその後、建設中の歌舞伎座、そして築地へと向かった人も多かったようですが、
私は夫と義母の納骨のため、冨士山のふもとへ向かいました。
これまで何度もお墓参りや法事で訪れましたが、
こんなに美しい富士山を見ることができたのは、初めてです。
あまりにも荘厳で美しい光景に、よけい人間のはかなさを感じてしまいます。
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by TomitaRie | 2012-12-29 13:51 | 浅草 | Comments(0)
クリスマスっぽいかな?
クリスマスだからって、とくに何かあるわけでもなく、浅草はクリスマスムードとはほど遠いけど、
いつもの小豆色のウールに、近所のアンティークショップでgetした帯を合わせてみました。
ちょうどいい帯上げがなかったからスカーフで代用。
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下駄は鎌倉彫の高右近。もみの木カラーの別珍の鼻緒です。
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by TomitaRie | 2012-12-24 17:00 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
京屋さんのクリスマスパーティー
週末、中村芝雀さんの後援会主催クリスマスパーティーに行ってきました。
今年の6月、福岡のアジア美術館で「絲衣の司」主宰の展示会に
辻屋も参加させていただいた際、
お隣の博多座で公演中だった芝雀さんが、毎日会場で
トークショウやお化粧などパフォーマンスをしてくださったのでした。
芝雀さんとのトークショウには、私のお茶の師匠、志村宗恭先生にも出演をお願いしました。

... そんなご縁があった一方、最近一緒に遊ぶことが多い友人のはなちゃんが、
京屋さんの後援会に入っていて、クリスマスパーティーに誘ってくれたのです。
会場はホテルオークラ。雀右衛門さんがご贔屓にしていたそう。
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同じテーブルに、福岡でご一緒だった綴帯の服部さん達もいらして、
久々の再会も叶いました。
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ゲストには織田紘二先生。国立劇場での制作の舞台裏など面白いお話がたくさん。
京屋さんの若手はみんな可愛くて、京ジャニと呼ばれているらしいです^^
それぞれマジックやギター漫談などの出し物も披露。
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芝雀さんも自らサンタクロースになって、奥さまの玉緒さんまでトナカイの角を付けたりして、
なんとも和やかなパーティーでした。
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私が着ているのは母の遺した一張羅の訪問着です。
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by TomitaRie | 2012-12-24 16:54 | 伝統芸能 | Comments(0)
采芽会vol.0
今月15日、最近知り合った仲間と、お遊びの会を開催しました。
その名も「采芽会(あやめかい)」。
4人とも東京の東側に縁があり、古典芸能好きで着物好き、というのが共通点。

浅草や向島は浮世絵にもよく描かれ、歌舞伎や落語の舞台になることも数多く、
せっかくだったら、ここで何かしましょうよ!ということで、
急遽持ち上がった「第零(ゼロ)回目←予行演習的な意味合い」。

今回は采芽会の知性、あっこちゃんが、専門分野の浮世絵を解説してくれました。
パート1は、浅草「歳の市」にまつわる年迎えについて。
新年を迎えるための準備は、歳の市に行けばすべて揃ったというお話や、
なぜ、羽子板市なのか・・・欠かせない植物は・・・
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休憩時間には、お茶とお菓子で一服。
江戸時代から続く浅草の老舗和菓子店、龍昇亭西村さんで、
年こし餅を特別に作っていただきました。

パート2は、冬のファッション。私も履物の解説をさせていただきました。
浮世絵を見ると、雪の日には差し歯の高下駄を履いていたようなので、
辻屋の倉庫に眠っていた、20年以上前のものと思われる柾目の桐台に樫歯の下駄を
皆さんにお見せしました。
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お開きの後は交流会。江戸料理を研究している若い大将の店「宮戸川」さんへ。
豆腐田楽や串天ぷらといっしょに、
江戸時代、煤払いの後に必ず食べたという鯨汁を特別に頼んで再現してもらいました。
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最後にお店の前で記念写真。
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この後、2次会へ移動して、楽しい夜はまだまだ続いたのでした!
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by TomitaRie | 2012-12-24 16:22 | 浅草 | Comments(0)
報恩講
浄土真宗では、一年は報恩講に終わり、報恩講に始まるといわれ、
全国の寺院で大切に勤められています。
報恩講とは、開祖である親鸞聖人のご命日を期してお勤めされる法要。
京都の本山では、毎年11月21日から28日までの7日間、昼夜にわたって
法要が行われるそうです。

私が毎週、寺ヨガ教室に通っている、東上野の明順寺さんでも、
先週末に報恩講が行われ、檀家ではない私たち寺ヨガ教室の生徒にも
お声を掛けていただきました。

いつもヨガ教室が開かれる本堂で、法要が行われ、
その後、特別ゲストとして、「ブータン王室はなぜこんなに愛されるのか」の
著者、田中敏恵さんが、ブータンの国について講演をされました。
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田中さんが来ているのは、ブータンの民族衣装。
ブータンでは、お寺に行くときは民族衣装を身にまとうことになっているそうです。

その後は余興で、マジックの小天華さんと6代目左楽師匠が登場。
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そしてお座敷で、おときをいただきました。
写真に撮り忘れましたが、お椀は西京味噌仕立てで、小豆入りのお味噌汁。
報恩講の日だけ作るのだそうです。
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by TomitaRie | 2012-12-10 16:15 | 浅草 | Comments(0)
師走の浅草。のどかな風景。
新仲見世商店街の恒例「羽根付き大会」。
今朝、店の裏の路地で子ども達が羽根付きしているから、
いまどき珍しいなぁと思っていたら、そういうことだったのか(笑)。

参加は自由、ラリー10回以上でお買い物券、
参加賞として、オリジナル羽子板や羽子板ストラップをプレゼント。
お客さんはもちろんですが、商店街の人達がみんな楽しそうで、
のどかだな~、不景気だったりするけれど、
平穏な世の中が続くといいなぁと、心から思いました。
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帰り道、居酒屋の前に紙芝居のおじさん熱演中でした。
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by TomitaRie | 2012-12-08 14:43 | 浅草 | Comments(0)
第十回あさくさ和装塾
12月1日(土)に「第十回あさくさ和装塾」を開催いたしました。
急に寒くなったせいか、風邪をひいた方が数名、当日キャンセルされたものの、
40人近くの参加者で今回もお陰さまで大盛況でした。

前半は恒例、履物のお話。
忘年会やパーティー、新年会に向けて、畳表の草履、雪駄について、
和装塾・塾長の父と、私からお話させていただきました。

畳表を作るには、竹皮を漂白し、湿らせて柔らかくなった竹皮を
繊維に沿って細く裂き、編みあげた表を、濡らしたり天日干ししたりを繰り返し、
さらに型に入れて蒸して整理します。
(超簡単に書きましたが、実際はものすごく手間と時間がかかります)

その工程は、一人の職人が全部やるわけではなく、
何人もの分業によって成り立っています。
ご多分にもれず、職人の高齢化が進んでいるので、
本物の畳表は今、かなり危機的な状況にあります。

そんなことを知っていただきたかったのですが、伝わったでしょうか。
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後半は、墨田区の職人さんシリーズ。
今回は、歌舞伎や宝塚など舞台衣装の制作をされている石山染交の
友禅職人、加藤孝之さんをお招きしました。

加藤さんは、東日本大震災発生後、被災地にボランティアに行って、
目の当たりにした情景を、浮世絵風の友禅に染めました。

私は昨年末、あるイベントでその着物を見て大変感動し、
是非、和装塾で披露していただこうと、1年間あたためていたのでした。
新聞にも何度か紹介されたので、記事を見た方もいらっしゃるかもしれませんが、
やはり実物を見て、加藤さんから直接お話を聞くのは、迫力がありました。
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次に、石山染交さんが手がけてきた作品を見ながら、解説を聞きました。
歌舞伎衣装、北島三郎さんの衣装、そのほか長野オリンピックのコスチュームや、
CM、映画等々、ほんとうに幅広い分野に、提供されています。
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もうすぐ大みそかのNHK紅白歌合戦の仕事が入ってくるので、かなり忙しくなるのだとか。
えっ!でも1ヶ月もないけど!? そうらしいんです。
舞台衣装って、信じられないくらい納期が短いんだそうです。
ほんとに、大変ですねぇ…。

その後、スカイツリーをバックに、記念撮影。
なんだけど、曇っていたのであんまり見えませんね^^;
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夕方からは懇親会「旨いもので一杯」の部。
新仲見世の「うまいもん あづま」さんです。
下町の気軽な食堂なのに、出てきたお料理はとても美しく、皆さんから歓声があがりました。
最初の乾杯に、スパークリングワインを出していただき、
あづまの社長さん、ありがとうございます!
今回も和やかに、楽しく盛り上がりました。
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「あさくさ和装塾」は来年も、ますます充実した企画を練って、
皆さんをお待ちしています!!
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by TomitaRie | 2012-12-04 18:11 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)