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あさくさ和装塾2016「大江戸劇場 浅草座の名優たち」
シリーズ3回目のゲストは「柘製作所」四代目の柘恭三郎さんでした。
レポートはホームページにUPしたので、ぜひご覧ください。
http://getaya.jp/eventguide/wasoujuku37report/

私はめずらしく紬ではなく、やわらかものを着ました。
これも、父の親友の奥さまからいただいた着物と帯です。
薄いベージュ地に細かい黄緑色の地紋が入り、袖の振りと裾にだけ柄が入っています。
帯は藍色と黒のぼかし。
紬のしゃきっとした着心地は慣れているけれど、しっとり肌によりそうお着物の感覚も好きです。
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履物も、下駄ではなく草履で。
卵色のつや消し革の台に、名物裂の鼻緒。10年以上前から履いています。
いい草履は大切に履けば長持ちしますね。
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by TomitaRie | 2016-10-24 16:38 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
デザイナー皆川明さんのこと
10月17日に放送されたNHK総合『プロフェッショナル 仕事の流儀』はデザイナー皆川明氏の特集でした。
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皆川氏のブランド「ミナ ペルホネン」は、皆川氏自らが描いた図案を国内の繊維工場の協力のもと、刺繍や染色、織りなどによって細かいディテールまで布で表現しています。

人件費の安い国で安価な洋服をどんどん作って売り、短期間のサイクルで消費されていくファッションの流れとは逆に、長く大切に着てもらいたい、という皆川氏の考え方は、まるで着物と同じだと感じました。
番組の中で、十年以上前に購入したというお客さまの服を直している場面が出ていました。
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実は7年ほど前「ミナ ペルホネン」のショーで使うため、辻屋本店の黒塗りぽっくりを20足ほど発注していただいたことがあります。
あらためてうれしく、誇りに思います。
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by TomitaRie | 2016-10-21 17:34 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
<挿げ>の技術
辻屋本店では、他店の商品でも、可能であれば修理を承っています。
先日のお持ち込みはこちら。
履いているうちに鼻緒がぐずぐずになってしまったので、鼻緒を抜いて、もう一つの下駄に挿げ替えたい、
というご希望。どちらも他店の下駄です。

鼻緒がぐずぐずの方の裏を開けてみたら、前坪の紐がホッチキスで留めてありました(笑)
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前坪の紐はねじってしっかり結び、坪引きでぐいっと引いて固定するのが本当の挿げ方です。
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もう一方の下駄は、前坪の紐をザガネで留めてありました。
これも履物専門店では使いません。
挿げができない店や工場でつくる際に使う器具で、すぐに緩んでしまいます。
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着物の着心地は仕立てが重要なのと同じく、下駄や草履、雪駄など鼻緒の履物は
<挿げ>の技術が大事です。

デザインとか値段だけで選んでしまいがちですが、挿げの技術で履き心地がどれほど違うか、
もっと伝えなければと思います。

細かく言えば、メーカーや問屋の挿げと、うちのような専門の小売店の挿げは違います。
小売店の挿げ職人は、毎日目の前のお客さまの足に合わせて挿げているけれども、
メーカーや問屋は個別に対応するのが専門ではないからです。

草履や下駄そのものの品質はもちろんですが、<挿げ>の技術あってこそ履き良い一足になります。
そのすべてを専門にしているのが、辻屋本店です。
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by TomitaRie | 2016-10-16 13:04 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
「志村ふくみ―母衣へ回帰」展
『美しいキモノ』に申し込んだら当選して、「志村ふくみ―母衣へ回帰」展 読者特別鑑賞会」に、
世田谷美術館へ行ってきました。
娘さんの洋子さんの特別講演を拝聴し、その後展覧会へ。
琵琶湖三部作、「母衣曼荼羅」など美しい色の数々、目と心の栄養になりました!
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週末の浅草では数々のイベントがあった今日、昼間留守にするのは迷いましたが、時々インプットしないとねー!
夕方帰ってきたら店のみんなが頑張ってくれてました^^

いっしょに行った友人と、あえて織物は避けて小紋にしようと相談。
友人は絞りのきものに相良刺繍のすばらしい帯!
ちゃんと辻屋の草履を履いてきてくれるところが嬉しい。
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私は薄紫のとび柄のもみじ、帯は博多です。淡いピンクの草履は切芯仕立て。
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by TomitaRie | 2016-10-15 17:29 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
粋なお客さま
深川祭の総代を務めている寿司屋の大将がご来店。
4年前、辻屋の100周年記念下駄「天樹」をお求めくださいました。

この日は、勝ち越して番付の上がった贔屓のお相撲さんに雪駄を買ってあげるとのこと。
なんとも粋ですね~!

なにせ、普通のサイズではないので、特別のお誂えです。
革見本をお見せして、勝負色だという赤の雪駄に決まりました。

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翌日、辻屋のお得意様で、鳶頭だったというお客さま。
うちの最高級の下駄と雪駄をお持ちです。

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袋物は蔦屋さんで、根付けはもり銀さんで誂えていらっしゃるそうです。
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この日はご自分でデザインしたポチ袋が刷り上がったとか。
「100枚単位だけどさ、すぐなくなっちゃうよー」
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お着物もいつもお洒落で、真夏には薩摩絣をさらっと着こなしていらっしゃいました。
隠居の今は、そうやってこだわったモノをあちこち探して歩くのが楽しみだそうです。
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by TomitaRie | 2016-10-06 12:55 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
ANA国際線機内誌『翼の王国』の表紙に!
ANAグループ国際線機内誌『翼の王国』今月の英語版表紙に、当店の下駄を使っていただきました。
建築家・隈 研吾氏によるデザインのじゅうたん<オリエンタル カーペット>とコーディネイトされています。
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反対側は日本語版。
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今月、全日空を使って海外へ行く予定のあるかた、ぜひ手に取って見てくださいね~^o^
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by TomitaRie | 2016-10-03 17:44 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
禁演落語を聴く会
昨日は田原町の本法寺にて「禁演落語を聴く会-二度と禁演落語をつくらないために」。
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飯田ひとみさんが8年前に始めた会です。
以前、辻屋ウェブサイト「和装人インタビュー」にて経緯をお聞きしています。http://getaya.jp/interview/interview56/

本法寺にある「はなし塚」の法要をして禁演を解いた日から、今年は70年目にあたるそうです。
それを記念して、今回の特別ゲストが林家正蔵師匠でした。
正蔵師匠のおじい様にあたる七代目林家正蔵が、はなし塚建立に携わり、はなし塚の裏にもお名前があります。

この落語会に一回目から出演されている桂文治師匠は「錦の袈裟」。
与太郎が錦の袈裟を本法寺から借りてくることになっていて、会場は大爆笑!
本法寺はうちの母方のお寺さんなので、終わってから妹と「次に法事があったらご住職の袈裟を見てきっと笑っちゃうねー」。

中入り後、春風亭昇也さんの「時そば」。
噺の途中でめくりが落ちてしまうトラブルがあったものの、その後スイッチが入ったかのように昇也さん張り切って、すごい時そばでした!
トリの正蔵師匠は「星野屋」。

NHKの取材が入っていて、10月3日「おはよう日本」朝7時~7時45分の間に放送される予定だそうです。
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by TomitaRie | 2016-10-01 13:30 | 伝統芸能 | Comments(0)