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修さんを偲ぶ会
浅草にとって宝ともいうべき荒井修さんが亡くなって一年。
いまだに信じられない気持ちでいる浅草の友人達、
商店主仲間、伝統工芸の職人仲間、そして歌舞伎界など古典芸能から、
200名を超える人達が浅草ビューホテルに集まりました。
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多くの舞踊家や歌舞伎役者に愛された作品の数々も展示。
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それぞれ、荒井修さんの思い出を語り合い、
修さんが遺してくれたさまざまなことに、あらためて感謝の気持ちをいだいた日でした。
交流の深かった江戸文字の大家、橘右之吉師匠ほか、
中村鴈治郎さんや高田文夫さん、いとうせいこうさんたちも駆けつけてご挨拶されていました。

写真は御年94才の浅草芸者、ゆう子姐さんと、浅草観光連盟会長で荒井さんとは盟友の冨士会長。
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最後に、文扇堂を継いだ長男の良太くんが堂々とした挨拶で締めくくられました。
きっと天国で「頼もしくなった」と満足していることでしょう。
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by TomitaRie | 2017-02-28 18:23 | 浅草 | Comments(0)
浪曲会の至宝、沢村豊子師匠復帰!
昨日は木馬亭にて沢村豊子師匠の「おめでとう傘寿!&完全復帰の会」へうちのお客さま方とご一緒しました。
昨年秋、手首を骨折して4か月ぶりの豊子師匠の元気な姿。
二人三脚で浪曲界を引っ張っている奈々福さんの嬉しそうな顔。
豊子師匠のいない間がんばっていた入門2年の美舟ちゃんはすっかりプロの顔つきに。
熱心なファンで超満員の木馬亭はおおいに盛り上がりました。
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この日着ていたのは、新潟が産地の木綿、亀田縞。
かつては日本各地にいろんな木綿地が織られていたそうです。
亀田縞はいかにも労働に向くしっかりした生地なので重宝していて、
木綿だけど意外と暖かいからこの季節も大丈夫。
ふだんは半幅帯が多いですが今日は名古屋帯をあわせました。
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足元は「ほんものの天鵞絨」鼻緒(片側が黒無地、片側が縞)を挿げた鎌倉彫右近下駄です。
http://getaya.jp/13145/
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by TomitaRie | 2017-02-26 14:14 | 伝統芸能 | Comments(0)
伝統を受け継ぐ
昨夜は浅草の皆さんと、鰻の老舗「川松」さんにて中村鶴松さんを囲む会でした。
(一緒に写っているのは同じテーブルだった皆さんで、
まだ他にも浅草の商店主や女将さん達がいらっしゃいました)
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鶴松さんは小学校3年生の時、十八代目勘三郎さんと野田秀樹さんの「鼠小僧」にてオーディションで子役を勝ち取り、
その後勘三郎さんから部屋子の話を正式にされて歌舞伎役者の道へ。
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現在は早稲田大学文学部演劇科で学びながら舞台に立たれています。
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今月の歌舞伎座にも出演中。
鶴松さんのような若者がいてこそ、歌舞伎の伝統が受け継がれていくのですね。


朝のうちはかなり雨風強かったため、カーキ色の江戸小紋っぽい柄のポリ着物で。
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天気予報だと午後は雨があがるということだったので、草履は「てりふりぞをり」。
降水確率50%以上の日にはぜったいこれ!
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濡れてもOKの合皮ですが、「しぼ」があるので高級感もあるし、着物にあわせやすい色とデザインなのです。
写真は白茶、他にもピンク、クリーム、シルバーなど、カジュアルからセミフォーマルまで対応できる色展開です。
芯は天然コルクだから軽い!
もちろん鼻緒は足にぴったり挿げられるし、緩んだら再調整もすぐできる!
幅広め、傾斜が少ないからラク!
底裏は鼻緒の調整穴をがっちり滑り止めでふさぎ、少々の雨なら大丈夫だし滑らない!
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http://getaya.jp/13343/
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by TomitaRie | 2017-02-25 14:41 | 伝統芸能 | Comments(0)
結婚披露宴へ
昨日は、うちの挿げ職人、小林くんの結婚披露宴に父、妹と出席しました。
温かで、いい宴でした。
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人生初めての主賓で祝辞を頼まれてしまった~(゚Д゚;)
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アマチュア・ハワイアンバンドで40年ボーカルをつとめている父は、ハワイアン・ウェディングソングを歌いました♪(実はちょっと歌詞を間違えたらしい)
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社長としては、社員の結婚は喜ばしいと同時に、責任がさらに重~く肩にのしかかるのであります。

自分で挿げた雪駄を履いて紋付き袴の小林くん、立派になったね!
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靴デザイナーの新婦は、自分でデザインした靴を履いて。
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履物つながりの新婚さんです^o^

レストランウェディングなので、あまり格式ばった着物より、
少し華やかに母の銀鼠の訪問着にしました。唐織の袋帯で。
三枚重ねの螺鈿入りエナメル草履と、ビーズのバッグ。
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by TomitaRie | 2017-02-20 17:38 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
スーツの中でも浮かない着物
隅田川の向こう側、アサヒビールの22階レストランにて、浅草法人会の交流会がありました。
下町の経営者同士、みんな気のいい人たちで、とても仲良しなんです。
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新仲見世の老舗「高砂屋」の社長がリフティング何回できるかトライ(笑)
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男性のほうが多いし、ほとんどの方がスーツかブレザーなど黒、紺の中でも、
浮かない(と思う)のがこの大島紬。
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帯もブルー・紺系にして、男性のスーツにより近いイメージにしました。
帯揚げと帯締めは淡いピンクにして優しい雰囲気もプラス。

足もとは、草履の中でもいちばん低い「直付け」。
草履の天と底革が直に付いていて、芯がないのです。
底革は男性の雪駄と同じ、象皮と呼ばれる固い牛革。
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20年位前は着物を着慣れた人…クラブのホステスさんや日本舞踊の先生などが好んで履いていました。
辻屋でも各色ずらりと揃えていたのです。
軽くて歩きやすいのですが、慣れないと低いので足袋が汚れることはあります。
とても粋な江戸好みの草履です。
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by TomitaRie | 2017-02-09 13:13 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(1)
「小粋でこなれた浅草流の着こなし」
あさくさ和装塾vol.40「大江戸劇場 浅草座の名優たちvol.4」レポートをUPしました。
http://getaya.jp/eventguide/wasoujuku40report/

天気予報を見て迷いましたが、気合を入れて母が好きだった白大島で。
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これまでずーっとお天気にはめぐまれてきた「あさくさ和装塾」、
この日もちょっとお湿り程度ですみました^^

帯は年末の「はんなり」さんのセールでみつけたこれ、伝法院通りにちなんでついつい(笑)
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足元は黒塗りの舟形下駄。
高さもあるし濡れても大丈夫なので、こんな天気の日には重宝です。
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by TomitaRie | 2017-02-07 18:00 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
中村屋!
歌舞伎座『猿若祭』初日を観てまいりました。
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夜の部一幕目「門出二人桃太郎」(かどんでふたりももたろう)で三代目中村勘太郎・二代目中村長三郎、二人揃っての初舞台。
大御所に囲まれて堂々と演じてました!
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ここまで成長したんだ!
天国の勘三郎さんはさぞ喜んでいるだろう!

観客の思いが劇場中に広がり、あちこちで目頭をおさえる人、人。
歌舞伎ファンのみならず、みんな親戚のおじさん、おばさん気分になって見守っているのが、
中村屋ならではの魅力なのでしょう。

今回だけはどうしても初日に観たくて、休みをずらして、張り込んで一等席を手に入れたんです!
浅草は、文扇堂の故・荒井修さん、観光連盟会長の冨士さん達が家族ぐるみで中村屋と親しくしているので、いっそう他人事とは思えず、町をあげて応援しています。
この日も当然、浅草の顔役が皆さんおみえでしたし、テレビや映画に出ている役者さんたちも。
華やかな初日の幕開けでした。

桃太郎だけでなく、第三幕目の「梅ごよみ」では、芸者・仇吉を演じる菊之助丈のあまりの美しさに息をのみました。
先月、国立劇場で「通し狂言 しらぬい譚」の千穐楽を観たのですが、
この世のものと思われぬほどの幻想的な菊之助さんの宙乗り!
菊之助さん、今いちばんきれいかも。
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by TomitaRie | 2017-02-03 17:15 | Comments(0)