<   2017年 06月 ( 7 )   > この月の画像一覧
関門海峡と北九州の旅
浅草法人会研修旅行の行先が福岡だったので、前乗りで門司&下関へ。
小倉駅から電車で門司港駅。
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駅は現在改装中で、フェンスにずらり並ぶ黒田征太郎さんのタコの絵がステキ!
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西鉄バスに乗って、平知盛のお墓がある甲宗八幡神社。
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宮司さんが稲を一株分けてくださいました。伊勢神宮の稲だそうです。
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そして九州最北端の神社、和布刈神社へ。
社殿からすぐ海! 私は石段ですべって危うく関門海峡に落ちるところでした(汗)
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ここから関門海峡を歩いて渡る。つまり関門トンネル!
この道は国道なんですよ~!
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なんとここが壇之浦です。
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歌舞伎の「碇知盛」でおなじみの場面、義経対知盛です。
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平家の七盛が眠る赤間神宮は、水天宮の本社。
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石段を登って振り返ると関門海峡です。

海峡を臨む絶好のロケーションにあるuzu houseで休憩。
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そして下関の海の幸を味わいました。
烏賊がめちゃくちゃおいしいから、夫はぜひ食べさせたいと言っていたのですが、
この日はあいにく入荷がなかった… でもタコなど他の魚介もすごく新鮮でおいしかったです。
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帰りは関門汽船で。
狭い海峡なのであっという間に着いてしまいますが、気持ちいい!
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宿泊者のみ利用できる屋上からの景色はさらにすばらしいそうです!

小倉に戻り、さらに駅の近くでさらに一軒。
最後に、すけさんうどん。小倉のうどん屋は、ぼたもちがあるのですよ!
お酒の後にけっこう良いのです。からだには悪そうですが^^;
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by TomitaRie | 2017-06-29 13:06 | 福岡 | Comments(0)
出版おめでとう♪
辻屋本店ホームページの連載「和装人インタビュー」で59回目のゲストに出ていただいた
西端真矢さんのご著書『歴史を商う』がめでたく出版されました!

老舗出版社「雄山閣」の創立百周年事業で、会社の歴史を小説として書かれたものです。
詳しくはインタビューを読んでください。
http://getaya.jp/interview/interview59/

雑誌や書籍の執筆で多忙を極める真矢さんが昨日、下駄を買いに来てくださったので、
ご本にサインをいただきました。
いつも素敵な着こなしですが、この日も村山大島紬の単衣に、辻屋の糸春雨塗りの舟形下駄で。
そしてこの夏に履きたいということで、白木防水舟形下駄に、小千谷縮の鼻緒を誂えました。
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私はといえば、蒸し暑い6月の「働く着物」として重宝しているのが、薄手のデニム着物。
ほんと、ペラペラで軽いし、雨にぬれてもお構いなしなのです。
半衿には手ぬぐいを利用することが多いです。
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帯は動きやすい半幅帯。デニム着物が無地なので色柄を選びません。
下駄も楽しい柄の鼻緒にして遊んでみたり。
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by TomitaRie | 2017-06-28 12:52 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
足もとの雨対策!
昨日から今日にかけて、大荒れのお天気。
雨とともに風も強く、浅草もさすがに今日は静かです。

雨の日の外出に、着物は諦めるという方は少なくありませんが、
お仕事だったり、習い事があって、雨でも着物を着なければならない場面が多いという方には、
雨用のお履物は必需品です。

昔は雨には差し歯の高下駄に爪革を付けるのが定番でしたが、
今は高下駄は製造されていないので、
駒下駄の歯にゴムを付けて爪革を付けた「時雨下駄」が一般的です。
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<時雨下駄>


男性も、駒下駄や千両下駄に爪革を付ければ雨用に。
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<黒塗大角時雨下駄>

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<鎌倉彫千両時雨下駄>




歯のある下駄は履き慣れないから躊躇するという方は、やはり草履が安心。
こちらは鼻緒の調整が可能なタイプ。
足幅や甲の高さに合わせて鼻緒を緩めたり締めたりできます。
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<痛くない雨草履>


そして今年の新シリーズです!
型押しのリザードが高級感ばっちりで、色もおしゃれ♪ 7色展開。
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<ゆったり爪革 雨草履>


出掛ける前に「今は降ってないけど天気予報の降水確率50%」という日には、
降っても晴れてもOK!の「てりふり草履」がオススメです。
爪革は付いていませんが、防水素材で濡れても大丈夫な底裏です。
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<てりふりぞをり>
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by TomitaRie | 2017-06-21 17:18 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
お香をきく
お香を習っている友人が、プライベートでお香の会を開いています。
お茶に比べるとあまり馴染みのないお香ですが、やはり奥深い世界です。
お作法もそうですし、「源氏香」などの組香は、ルールが難しそうでなかなか大変なのですが、
友人の会は、ひたすらお香をきかせてくれるだけなので、
呑気に楽しませてもらっています。

お香の材料である沈香は、樹木自体が枯れていく過程で熟成されて自然にできたものなので、
一時乱獲されたために現在は大変稀少になっており、質の良いものは相当な金額なのだそうです。
やはり雅な趣味の世界なのであります。

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梅雨の晴れ間の着物は、単衣の紬。
祖母の遺した着物で何かはわからないのですが、
リサイクル着物のお店をやっている知人によれば、塩沢紬ではないかと。
白地の帯で、涼しげに。
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足もとは、籠目の彫りがある舟形下駄。
鼻緒の柄が着物に似合っているかと思います。
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by TomitaRie | 2017-06-20 18:34 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
鳥越祭り
先週末は、お店を閉めてから鳥越神社のお祭りへ。
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隣町ですが夜祭りを観たのは初めてでした。
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都内最大級の約4トンの本社神輿が提灯に火入れされたようすはまさに荘厳。
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三社祭とはまた違った味わいがありました。

お祭りなので、金魚柄の久留米絣を着ました。
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足もとは網代表の舟形下駄。
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http://getaya.jp/14511/

昼間ご来店されたこちらのマダムは、シカゴからだそうです。
なんだかとってもシカゴのイメージ♪(個人的な感想)
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by TomitaRie | 2017-06-13 16:28 | 東京したまち | Comments(0)
堀切菖蒲園
先日のお休みの日。堀切菖蒲園はちょうど見頃でした。
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江戸時代は墨堤の桜、入谷の朝顔と並び、浮世絵にも描かれたそうです。
平日なのでお年寄りでいっぱい。
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そして呑んべいの聖地、立石へ。
うちから遠くはないけど初めてでした。
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噂どおりまだ明るいうちから人気店の外に並んでる!
立石初心者なので比較的入りやすい店2軒、
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最後に餃子で締めました(^。^)
いつも向島や押上あたりで飲んでいるので、こういった雰囲気にさほど強烈な感覚はなかったけど、明るいうちからちょっと一杯は楽しい♪

今でも小さな店ががんばっていますが、立石仲見世も飲み屋さん以外はシャッターが閉まってました。
いっそのこと空き店舗にぜんぶ飲み屋さんがはいって「せんべろの街」とかいってもっと話題になったら、外国人にも有名になるかもしれない。
でないと、駅前再開発でどこにでもある風景になるのは遠くないかも…とちょっと心配になりました。
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by TomitaRie | 2017-06-11 18:01 | 東京したまち | Comments(0)
着物だけではない和装業界の危機
6月3日(土)に「はんなり×辻屋本店の沖縄展 中瀬社長の清ら布語り」を開催しました。
お陰さまで満員御礼!
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「はんなり」さんが稀少な染織をなんと38点も持って来てくださいました。
中瀬さんの解説を聞きながら拝見し、実際手で触れて、布の感触まで体験することができ、
それこそ普通乗用車1台分のお値段の反物などもあり、会場は大興奮に包まれました。
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沖縄の染めといえば紅型。
14~15世紀、琉球王国の時代、中国や東南アジアとの海外交易により、中国の印花布やインド、ジャワなどの染色技法が伝わり、やがて沖縄独自の紅型が誕生します。
主に王族や士族の衣装、神事に関する古式の服装として染められていました。資源の少ない琉球では外貨獲得のため中国との交易品としても染められていたとのこと。
「紅」は色全般を指し、「型」は様々な模様を指しています。

型紙は柿渋を引いた紙に、豆腐を乾燥させたルクジュウを下敷きにして彫ります。その精緻さが紅型の命です。
地色は白地、黄色地、水色地、花色地、緑色地、葡萄色地、藍(深)地、青藍地などで、黄色は王族婦人の礼装、水色・浅地は日常着と決まっていたようです。
柄は桜、梅、紅葉、雪輪など春夏秋冬の模様が同時に存在することも大きな特徴。

琉球紅型を代々受け継いでいる名門の家系は城間家・知念家・沢岻家。
第二次世界大戦で多くの型紙や道具が焼失しましたが、戦後、城間家の城間栄喜氏と知念家の知念績弘氏が紅型復興に力を注ぎ、伝統を継承しています。
写真は城間栄喜氏の長男、栄順氏(15代目)の作品。
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城間栄喜に師事し、紅型(びんがた)の分野で最初の人間国宝となった玉那覇 有公(たまなは ゆうこう)。
2000年7月22日、第26回主要国首脳会議(九州・沖縄サミット)が首里城北殿で開催された際、沖縄県の人間国宝の代表として、紅型の制作実演を行ったそうです。
こちらは玉那覇作、藤布八寸帯。
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八重山上布は、沖縄県の八重山諸島の石垣島などで生産されている麻織物の総称です。
海中に浸して色止めをする海晒しや、杵で布を叩いて光沢や風合いを出す杵叩きをして作ります。
はっきりとした起源は明らかではありませんが、琉球王国が現在の鹿児島県全域と宮崎県の南西部にあたる薩摩藩の侵攻を受け服属し、その後、貢納布として八重山上布を納めるようになりました。

人頭税は重い負担になりましたが、厳しく監視されたことにより、八重山上布の技術が向上し、精巧な織物が完成していったといわれています。
薩摩藩により、薩摩上布として江戸などに送られ、全国に流通していったそうです。薩摩上布と呼ばれていたものは、この八重山上布と宮古上布であったといわれています。

貢納布制度が廃止されると、産業として盛んになり、大きく発展していきました。その後、第二次世界大戦の影響により、生産が途絶えましたが、戦後、復興されました。
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他にも、希少な反物の数々を見て触れて、感じることができました。
こんな素晴らしい染織りは、今ではもう作れないものも少なくないのです。
そしてこれは沖縄に限ったことではありません。

「後継ぎがいないのでこの技術はもうできない」
「職人がかなり高齢なので、いつまでできるかわからない」
呉服業界の知人たちから、こんな言葉ばかり聞きます。
日本中にある伝統的な染織りの、どこの産地でも似たような状況です。
今に始まったことではなく、もうずっと前からなのですが、手の打ちようがないのが現実。

さらに、呉服業界だけでなく、危機的なのは和装履物も同じです。
もっと酷い状況かもしれません。

着物を着る人が減った、売り上げが少なくなった、マーケットが縮小した…
流通の問題、事業承継の問題など、さまざまな原因が重なっています。

下駄も、草履も、雪駄も、すべて楽観的なことはひとつもありません。
「作る人がいなくなる」
本当に困った状況です。

個人の力、一商店の力ではどうにもできません。
何か方策を考えねば…と日々思うのです。
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by TomitaRie | 2017-06-06 15:50 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)