隅田川の向こう側、アサヒビールの22階レストランにて、浅草法人会の交流会がありました。
下町の経営者同士、みんな気のいい人たちで、とても仲良しなんです。
新仲見世の老舗「高砂屋」の社長がリフティング何回できるかトライ(笑)
男性のほうが多いし、ほとんどの方がスーツかブレザーなど黒、紺の中でも、
浮かない(と思う)のがこの大島紬。
帯もブルー・紺系にして、男性のスーツにより近いイメージにしました。
帯揚げと帯締めは淡いピンクにして優しい雰囲気もプラス。
足もとは、草履の中でもいちばん低い「直付け」。
草履の天と底革が直に付いていて、芯がないのです。
底革は男性の雪駄と同じ、象皮と呼ばれる固い牛革。
20年位前は着物を着慣れた人…クラブのホステスさんや日本舞踊の先生などが好んで履いていました。
辻屋でも各色ずらりと揃えていたのです。
軽くて歩きやすいのですが、慣れないと低いので足袋が汚れることはあります。
とても粋な江戸好みの草履です。