浅草神社「社子屋」にて「着物と履物と歩き方のお話」
毎月、浅草神社では「社子屋」を開催しています。神社社務所を学びの場として、神さまのお蔭のもとに子どもから大人まで共に日本を学ぶ気軽な月例交流会です。
3月1日の社子屋では、東日本大震災で失われた御霊に巫女舞と雅楽演奏を献げられました。重要文化財の社殿にて、幽玄のひとときをご一緒させていただきました。
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社務所には段飾りのお雛様が飾られていました。
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後半は、丸屋呉服店の店主、谷加奈子さんと私で「着物と履物と歩き方」のお話をさせていただきました。
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筋肉と着物、履物の関係について、谷さんが解剖学的に解説されたのですが、洋装が主流になる前の日本人が長い間まとってきた衣服と履物は、日本人の体にとってどういう意味があるのか、今こそ健康のために見直されるべきであると、あらためて感じました。
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「着物を着て、草履を履いて歩くと、内腿を閉じて(股を絞る意識)内転筋と足の虫様筋を使うので、結果インナーマッスルが鍛えられる」
足の虫様筋とは、親指以外の四本の指にある筋肉。
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草履や下駄は真ん中に鼻緒が付いているので、この虫様筋が鍛えられます。
虫様筋を使うと、内腿の内転筋が発達するので疲れにくくなり、転倒防止になります。
また骨盤底筋が鍛えられることで、尿漏れ防止になり、ぽっこりお腹も引っ込みます。
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中年以上の人たちこそ、着物を着てほしいし、子どもの頃から下駄を履くことでバランスの良い脚力がつき、脳にも良い影響があるといいます。
着物と履物と健康については、また機会があれば谷さんと一緒にどこかでお話したいなと思います。
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by TomitaRie | 2018-03-03 13:28 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)


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