十八世中村勘三郎丈が「3番目のせがれ」と呼んで気にかけていらした中村鶴松さん。
スペイン公演では「鏡獅子」にも挑戦、今月は『中村七之助 特別舞踊公演』の巡業で「汐汲み」を踊るとのこと。
勘三郎さんと仲の良かった文扇堂の故・荒井修さんの思いを継ぎ、浅草の有志が鶴松さんを囲む会を開いています。
会長は老舗鰻店「川松」のおかみさん。
先日も「川松別館」にて巡業前日のお忙しいなか、鶴松さんが足を運んでくださり、
歌舞伎座イヤホンガイドでおなじみの高木秀樹先生も参加され、
楽しく和やかなひとときを過ごさせていただきました。
この日はかなり本降りの雨。
浅草のおかみさん方は着物の着こなしが皆さん素敵なので迷いましたが、
私は着物で働くわけで、雨仕様のポリ着物にしました。
歌舞伎柄の帯は友人のお手製で、風呂敷を仕立てた力作です。
雨草履は滑らないし、歩きやすいのですが、縞の着物には時雨下駄が似合いますね。
爪革の色もお好きに選べます。
インスタグラムにUPしたら、「ペディキュアを選ぶみたい」とコメントが。
たしかに、楽しいですね♪
鶴松さんと一緒に写っているのは、浅草の老舗蕎麦店「尾張屋」の女将さん。
古いものだとおっしゃっていた押し絵の帯がすてきでした!