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着物で谷根千
土曜日は、着物好きの友人2人と谷根千散策でした(谷根千とは谷中・根津・千駄木エリアのことです)。新婚時代、新潟に転勤するまで住んでいた私にとって根津は思い出の地。
まずはツツジ祭の根津神社へ。友人の一人、Yちゃんは最近この辺に引っ越してきたばかりで、「こんなに根津神社に人がいるのをはじめて見た!」と驚いていましたが、それほどすごい人出でした。まだ五分咲きほどでしたが、春の陽射しに鮮やかな赤やピンクがきれいでした。
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次に、弥生美術館へ。ここは竹久夢二の美術館も併設されています。夢二の絵に憧れるのか、着物で訪れる人も多いらしく、着物姿の来客のスナップ写真が入り口に並んでいました。
そこからタクシーに乗り、三崎坂の谷中カフェでちょっと一休み。ここは私が住んでいた頃は、アフリカ音楽のライブをやる店だったのですが、今は無農薬野菜や玄米のメニューを中心とするカフェ。
この辺り、以前より和の雑貨屋さんやカフェがずいぶん増えた印象。ますます楽しそうな町になってきた。と同時に、古い民家や旅館などが壊され、更地やマンションになっていたりするのが、やっぱり寂しい気持ちになりました。
坂を上がりきって、朝倉彫塑館の前を通り、夕焼けだんだんを降りて、谷中銀座へ。
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相変わらず賑わう商店街で、Yちゃんに「ここのメンチカツはおいしい」とか「ここの豆腐はおすすめ」、「この居酒屋へは行くべし」など谷中情報を伝授。
その後2人と別れ、根津の「すし処けい」でうちの夫と待ち合わせ。ここは彼が「宇宙一おいしい」と絶賛するお鮨屋さんで、私にちょっと臨時収入があったので、久しぶりに食べにきたのです。今の大将は2代目ですが先代の技を忠実に受け継いでいます。あまりにおいしく、ついついいつもより食べすぎてしまった。
とにかく、よく歩いた一日でした。
by TomitaRie | 2006-04-23 13:08 | 下駄・草履・和装のこと


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