暖かな週末。曇りの土曜日、目的も特になかったが、みなとみらい方面へ自転車を走らせる。来る度に高層マンションが増えているこの辺り。マリノスタウンもいつの間に…!
さらに自転車を走らせ、北上。なんとなく六角橋商店街に着いた。
母がお世話になった治療院が近くにあって、初めて足を踏み入れたときは、時間が止まったようなレトロな一角に驚きました。シャッターの閉まった店もポツポツあるものの、若い人がやっている個性的な店もあって、なかなか楽しい。
古着屋さんで、着物の端切れを、豆腐屋さんでおぼろ豆腐を購入し、コーヒー専門店でひと休み。帰りがけ、お肉屋さんで、あまりにおいしそうだったので、メタボリックになりそうなステーキ肉まで思わず買ってしまう。ひなまつりのこの日、夕食にはちらし寿司とハマグリのお吸い物に並んで、なぜかステーキが。
翌日曜日、やはり暖かくていいお天気。昼過ぎ、家にいるのももったいなく、久々に本牧の三渓園へ行ってみた。梅はまだ少々残っていたけれど、桜にはさすがに未だ早い。
それでも陽気に誘われてか、庭園内は家族連れやカップルで賑わっていました。
ここはかつて、横浜の実業家、原三渓氏の邸宅でした。原さんは建物マニアだったのでしょう、京都や鎌倉などから歴史的な建築物を移築しています。
例えば、徳川家光が春日局に賜ったという「聴秋閣」。豊臣秀吉が京都の大徳寺に母の長寿を祝って立てた寿塔の覆堂。紀州徳川頼宣が建てた数奇屋風書院造の「臨春閣」。三重塔は京都燈明寺にあったもので、関東地方では最古の塔だとか。
庭園散歩には気持ちの良い日でした。池のほとりで、お団子で一服。これが意外とおいしかった^^
帰り道、ちょっと遠回りして埠頭近くの、こちらも久しぶりの「シーメンズクラブ」。映画に出てきそうな独特の雰囲気、狙ってないうらぶれ感とか、私は好きでたまに来たくなる。場所が場所だけに、いつもあまりお客がいない。静かなのはいいけど、もうちょっと流行ってもよさそうなのに。
ビールで喉をうるおした後、夫が卓球やろう!と言い出し、受けて立つ! ここには他にもビリヤード台が何台かあって、たまーに誰かがやっています。