2016年 02月 23日 ( 1 )
浅草の大恩人
浅草の宝ともいうべき人が逝ってしまった。
舞扇専門店「文扇堂」のご主人、荒井修さん。

「江戸の芝居小屋「中村座」を二〇〇〇年、親交が深かった十八代中村勘三郎さん(一二年死去)らと復活させた。
浅草のれん会会長を務めるなど浅草の文化の伝承、観光振興にも貢献した。
文章も得意で、著書に勘三郎さんとの交流をつづった「浅草の勘三郎 夢は叶(かな)う、
平成中村座の軌跡」、作家いとうせいこうさんとの共著「江戸のセンス」など。
東京新聞朝刊のリレー連載エッセー「私の東京物語」を昨年六~七月、十話連載した。
荒井さんと同い年の浅草観光連盟会長・冨士滋美さん(67)は「浅草新春歌舞伎、平成中村座、泣き相撲など、
今、浅草にあって私たちが大切にしている催しは、ほとんどみんな彼がやった。彼がいなければ、今の浅草はなかった」と悼んだ。」
(2016年2月23日東京新聞夕刊より)


10年前にインタビューさせていただいた記事です。
まだ私が辻屋四代目になるずっと前で、辻屋のホームページの制作と運営を担当していた頃。
http://getaya.jp/int019.html

次は2年前に「東東京マガジン」で取材した記事。
http://higashi-tokyo.com/2014/01/15/bunsendo/
この時は書いた原稿をお見せしたら、ご自身が出たWOWOWの「美術のゲノム」の録画を貸してくださり、
「これを見て勉強してからもう一度書くように」と言われたものです。
俵屋宗達の「風神雷神図屏風」とそれを模写した尾形光琳の絵をデジタル復元した内容で、
いとうせいこうさんがナビゲーター。
扇絵師である宗達と、呉服屋に生まれた光琳のデザインの違いを、修さんが解説されていて大変おもしろかった。
この番組、もう一度見たいです。

忙しい中でも、真面目に学ぼうとする後輩にはいつも親切に教えてくださいました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。合掌。
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by TomitaRie | 2016-02-23 18:37 | 浅草 | Comments(0)