カテゴリ:伝統芸能( 47 )
平成中村座が開幕!
浅草寺境内に平成中村座が開幕しました!

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十八代目中村勘三郎 七回忌追善公演です。

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2日目、昼の部を観てまいりました。
「実盛物語」では、長三郎くんが大活躍♫
「近江のお兼」の七之助さんは凛々しく美しく、「狐狸狐狸ばなし」は役者さん達も楽しそうで最後まで大笑いの中村屋らしいお芝居でした。

小屋の外には職人さんたちの三軒長屋、
隣のお弁当売り場には浅草の名店のお弁当も並びます。
私は「与ろゐ屋」さんのチャーシュー弁当をいただきました。
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by TomitaRie | 2018-11-03 14:14 | 伝統芸能 | Comments(0)
江戸文字と歌舞伎座
竜泉の「西徳寺」にて行われた「燈虹会」という文化講座で、江戸文字書家・橘右之吉師匠のお話と実演がありました。
中村勘三郎丈の墓所があるお寺です。

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江戸文字には、芝居文字(勘亭流)・寄席文字・相撲文字)などがあります。
橘右之吉師匠は国立劇場のポスターをはじめ、従来の寄席、千社札、奉納額、招木や
浅草観光連盟、東都のれん会など多くの仕事を手掛けています。

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辻屋本店の看板も右之吉師匠の筆耕です。

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そして翌日、歌舞伎座昼の部へ。
イヤホンガイドで幕間に勘三郎襲名の際の懐かしい声が聴けます。
「勘三郎」のサインを練習するとき、橘右之吉師匠に指導を受けたというエピソードがありました。

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by TomitaRie | 2018-10-13 14:53 | 伝統芸能 | Comments(0)
満開の桜と古典芸能
あっという間に満開になった東京の桜。
浅草は週末からお花見客でいっそうの賑わいです。
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いつも以上に仲見世はすごい人。
スカイツリーと桜の写真を撮る外国人でいっぱいの隅田公園。

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今年の冬はたいそう寒かったので、急に春が来て慌ててしまうような。
そんな中、古典芸能続きのここ数日。
先週のオフは、仁左衛門と玉三郎の美しいカップル、話題の「にざたま」でうっとり!
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翌日は浄瑠璃の野澤松也師匠の三味線の会。
友人がマネージャーをやっているので、時々誘っていただきます。
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翌日は、私が通っている長唄の社中のおさらい会。
私自身は始めたばかりでまだまだ人前で演奏などとても無理なので、先輩方の演奏を聴かせていただきました。
身内や知人だけの、なごやかで温かい演奏会でした。
私は出演するわけではないので、何を着て行ったらよいか迷いましたが、
こういった迷う場面では、色無地に派手すぎない袋帯。

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祖母の着物で裄が短いので、織り模様の入った半衿を多めに出して胡麻化してます。
履物は薄桜色のエナメルに少しだけ金の切り芯が入った草履です。
フォーマル用ではありませんが、式典などではないですし身内だけの会だったので、
これくらいがちょうどよいと思います。
淡いピンクやクリーム、薄グレーなどの無地で鼻緒も台と同素材、同色の草履は、
カジュアルではないけれども、フォーマル過ぎない装いに、一足あると重宝です。
この切り芯草履はデザイン性もありますし、履き心地もとても良くて、
かなり歩いてもまったく疲れません。
着物や帯と同じく、草履も仕立てがいかに大事かということでしょう。



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by TomitaRie | 2018-03-26 18:31 | 伝統芸能 | Comments(0)
薩摩琵琶
佐藤 多津子さん主宰の和gaku庵にて薩摩琵琶奏者・友吉鶴心さんのお話と演奏を聴いてまいりました。
鶴心さんはNHK大河ドラマでは現在放映中の「西郷どん」はもちろん、
長年芸能に関する指導をされていらっしゃいます。
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鶴心さんは浅草出身ですが(私と同い年です)、平家に繋がる血筋だそうです。
お話の中で「へぇー!」と思ったのは、明治時代に東京で琵琶が大ブームだったということ。

中東からインド、中国を経て奈良時代、日本に伝来した琵琶は雅楽の管弦楽器となります。
一方、仏教とともに盲僧琵琶、平家物語とともに平家琵琶が広まります。
薩摩地方では武士たちの間で琵琶が演奏されていて、明治維新で薩摩の名士が東京に出て活躍したことから
薩摩琵琶、さらに筑前琵琶が大人気となりました。
明治天皇はことのほか琵琶を愛されたそうです。

そして「敦盛」の解説と演奏。
大きなホールや能楽堂と違って、間近で琵琶の音を感じることができる、とても贅沢な時間でした。
終演後、鶴心さんを囲んでの懇親会も参加させていただきました。

この日は近所のかたにいただいた白大島に、以前、らくやさんで求めた古裂をはめこんだ名古屋帯。
足元は樺細工(桜皮あしらい)の舟形下駄です。
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by TomitaRie | 2018-02-24 14:12 | 伝統芸能 | Comments(0)
お能
ある勉強会でご一緒している友人の旦那さま、河村晴久氏によるお能の講義を聴いてまいりました。
お能は何度か舞台を観たけれども必ず眠くなってしまうので講義中に寝てしまったら…と不安もよそに
大変おもしろく、河村先生のお話に引き込まれました。

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大陸から伝わった唐散楽から猿楽へ、田楽の影響、足利義満の庇護、世阿弥の業績、
近江猿楽における幽玄など2時間では足りないくらいの濃い内容でした。

歌舞伎とちがって、お能は変化のない芸能だと思っていましたが、
同時代性を持っているということに驚きました。

伝統は時代に合った変化があってこそ受け継がれる。
今観ている人々が感動しないと芸能は続かない。

同時に「人間のいろいろな有様と、自然とのかかわり」というお能の本質は変わっていません。
お能の面(おもて)は人間の内面を表しているもので、
仮面=マスクとは違います。


河村先生の「とにかく続けていくのが日本の文化」という言葉が深く響きました。
また「京都は日記の文化。年中行事を誰かが記録しているから続けていける」ともおっしゃっていて、
やっぱり京都は奥深いなー、すごいなーとあらためて。

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by TomitaRie | 2018-02-24 13:00 | 伝統芸能 | Comments(0)
シネマ歌舞伎「め組の喧嘩」
昨日、したまちコメディ映画祭の前夜祭でシネマ歌舞伎「め組の喧嘩」が浅草公会堂にて上映されました。
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「平成中村座」初のロングラン公演の最後を飾った2012月5月の公演で、十八世中村勘三郎が初役となる、め組辰五郎を演じています。
終演後、中村勘九郎丈、七之助丈といとうせいこう氏、浅草観光連盟の冨士会長のトークショーがありました。

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「め組の喧嘩」は文化二年(1805年)に起きた町火消し「め組」の鳶職と江戸相撲の力士たちの実際に起きた乱闘事件を題材にしたお芝居です。
いなせで粋な鳶のようすが描写された江戸の世話物で、主役の辰五郎役は江戸前を得意とする歴代の名優が演じてきています。
十八世勘三郎丈は、浅草・文扇堂の荒井修さんに「め組の喧嘩」を上演してほしいと懇願されながらも首を縦に振らず、仲の良い二人が喧嘩するまでに至って、最後は勘三郎さんが折れた、と昨日のトークショーで冨士会長が話していらっしゃいました。
実際に演じてみたら勘三郎さんが大変気に入って、あと6回はやりたいと語っていたとか。

平成中村座で上演した際の演出で、芝居の最後に仲見世町会の神輿が舞台に上がりました。
夢中で神輿を担ぐ勘三郎さんと、それを見守る修さんがスクリーンに映ると、客席では涙ぐむ人がたくさんいました。
もう5年。たった5年。
勘三郎さんも修さんも、あっち側へ逝ってしまったとは。
辰五郎役の勘三郎さんに履いてもらうから、と修さんがうちで買ってくれた、鳶の雪駄がこれ。
タイヤ裏でつま先が反りあがった、坪下がりの雪駄です。
見るたびにあの時の嬉しそうな、ちょっと得意げな修さんの顔が思い浮かびます。
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by TomitaRie | 2017-09-19 18:01 | 伝統芸能 | Comments(0)
夏が戻ってきた日

着物の仕立てをし、写真家でもある伊藤竜太さんは10年来の友人。
8月に入ってからずっと雨降りで、ようやく太陽が現れた昨日、神宮前で開催している写真展の初日にうかがいました。
久々の猛暑となり、この夏の着納めに総絞りの浴衣に、博多献上の帯です。
足もとの下駄は桜樺細工の台に、久留米絣の鼻緒。

竜太さんには辻屋本店のパンフレットやウェブサイトの写真を撮っていただいてます。


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奥さまの厚子さんとずーっとラブラブ♡
これほど仲の良い夫婦は見たことがない!
半年ほど前に柴又にお引越しされてから、ますます楽しそうです。

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伊藤竜太 Lyuta Ito 写真展『柴又NUDE』...
8/23-28日 12-20時(最終日18時)
会期中無休 入場無料
Space Jing (表参道駅徒歩五分)
http://spacejing.com/


写真展の後、友人の飯田ひとみさんの主催で、桂文治師匠の50歳のお誕生日を祝う落語会へ。
ひとみさんがオフィスマツバを立ち上げて5周年だそうです。

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ひとみさんとの出会いは、辻屋本店ホームページ「和装人インタビュー」に書かせていただきました。
彼女がすごいなと思うのは、どんなに忙しくても細やかな気遣いを忘れないこと。
私も見習わなきゃと思うけど、なかなかできることじゃありません。
この日も会がはねた後、お土産の栗まんじゅうをひとりひとりに渡してました。
落語会の後は打ち上げにも参加させていただき、楽しい時間をご一緒しました。


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by TomitaRie | 2017-08-24 17:18 | 伝統芸能 | Comments(0)
落語と履物
空前の落語ブームらしいです。
浅草は演芸ホールで毎日寄席があるので、落語ファンにとっては恵まれた環境。
行きつけ喫茶店で噺家さんと隣り合わせになることも、けっこうあります。

辻屋本店の履物を愛用してくださっている噺家さんも何人かいらっしゃいます。
古今亭菊之丞師匠は、渋い色がお好みで、雪駄をお誂えいたしました。
私が最近、聴きに行くのも菊之丞師匠の会がいちばん多いかも。
つい数日前も、林家正蔵師匠との二人会で、ねぎし三平堂へ行ってきました。
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桂文治師匠は、噺家にはめずらしく普段着も和装です。
焼き右近下駄を選んでくださいました。

数年前の暮れに突然、落語協会会長の柳亭市馬師匠がみえたときには、
びっくりしすぎて慌ててしまった^^;
極上の南部表をお求めくださいました。

そして、最近うちの履物を気に入ってくださっている、カナダ出身の桂 三輝(かつら さんしゃいん)さん。
いつもステキな着物姿+帽子がお似合いです。
先日はNHKの番組の撮影でご来店されました。
うちがどの程度、映るかどうかわかりませんが…
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by TomitaRie | 2017-07-08 16:55 | 伝統芸能 | Comments(0)
浪曲会の至宝、沢村豊子師匠復帰!
昨日は木馬亭にて沢村豊子師匠の「おめでとう傘寿!&完全復帰の会」へうちのお客さま方とご一緒しました。
昨年秋、手首を骨折して4か月ぶりの豊子師匠の元気な姿。
二人三脚で浪曲界を引っ張っている奈々福さんの嬉しそうな顔。
豊子師匠のいない間がんばっていた入門2年の美舟ちゃんはすっかりプロの顔つきに。
熱心なファンで超満員の木馬亭はおおいに盛り上がりました。
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この日着ていたのは、新潟が産地の木綿、亀田縞。
かつては日本各地にいろんな木綿地が織られていたそうです。
亀田縞はいかにも労働に向くしっかりした生地なので重宝していて、
木綿だけど意外と暖かいからこの季節も大丈夫。
ふだんは半幅帯が多いですが今日は名古屋帯をあわせました。
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足元は「ほんものの天鵞絨」鼻緒(片側が黒無地、片側が縞)を挿げた鎌倉彫右近下駄です。
http://getaya.jp/13145/
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by TomitaRie | 2017-02-26 14:14 | 伝統芸能 | Comments(0)
伝統を受け継ぐ
昨夜は浅草の皆さんと、鰻の老舗「川松」さんにて中村鶴松さんを囲む会でした。
(一緒に写っているのは同じテーブルだった皆さんで、
まだ他にも浅草の商店主や女将さん達がいらっしゃいました)
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鶴松さんは小学校3年生の時、十八代目勘三郎さんと野田秀樹さんの「鼠小僧」にてオーディションで子役を勝ち取り、
その後勘三郎さんから部屋子の話を正式にされて歌舞伎役者の道へ。
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現在は早稲田大学文学部演劇科で学びながら舞台に立たれています。
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今月の歌舞伎座にも出演中。
鶴松さんのような若者がいてこそ、歌舞伎の伝統が受け継がれていくのですね。


朝のうちはかなり雨風強かったため、カーキ色の江戸小紋っぽい柄のポリ着物で。
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天気予報だと午後は雨があがるということだったので、草履は「てりふりぞをり」。
降水確率50%以上の日にはぜったいこれ!
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濡れてもOKの合皮ですが、「しぼ」があるので高級感もあるし、着物にあわせやすい色とデザインなのです。
写真は白茶、他にもピンク、クリーム、シルバーなど、カジュアルからセミフォーマルまで対応できる色展開です。
芯は天然コルクだから軽い!
もちろん鼻緒は足にぴったり挿げられるし、緩んだら再調整もすぐできる!
幅広め、傾斜が少ないからラク!
底裏は鼻緒の調整穴をがっちり滑り止めでふさぎ、少々の雨なら大丈夫だし滑らない!
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http://getaya.jp/13343/
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by TomitaRie | 2017-02-25 14:41 | 伝統芸能 | Comments(0)