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浪曲師・玉川奈々福さんの入門20年目を期して、
昨日、浅草・木馬亭にて開催された「浪曲破天荒列伝」第1回目。 「浪曲の世界に入って、私の中にもふつうにある経済主義的な、効率優先主義的なものが、 今に至るまで、暴力的に壊され続けています。 ……それを至上として生きてたら、到底浪曲の楽屋になんざいられません。 オロカで勝手で、自由な魂を持っている人たちが、浪曲界にも、浪曲のお話の中にも数多く登場します。 私が心惹かれるのはそういう人たちであり、そういう人たちの物語を伝えたいと思っています。 世の中は、昨今窮屈になりゆくばかりであるからこそ、よけいに。」 <奈々福ブログより> 奈々福さんの演目は「平手の駆け付け」。 今まで聞いた中で最高の熱演、すばらしいのひと言でした! 満席で補助席までいっぱいになった木馬亭は熱狂の渦。 この日、この場所にいられて本当によかったと、心から思いました。 ゲスト出演、松尾貴史氏の落語「はてなの茶碗」も楽しませていただきました。 ![]() ■
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by TomitaRie
| 2015-04-21 13:57
| 伝統芸能
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4月1日に浅草寺境内にて平成中村座が初日の幕を空けました。
十八世中村勘三郎さんの浅草最後の舞台は三年前の隅田公園内での平成中村座でした。 父の亡き後、勘九郎・七之助丈がさらに精進を重ね中村屋スピリッツを受け継いでいます。 ![]() 私も父、妹と初日の総見で夜の部を観劇しました。 『妹背山婦女庭訓』「三笠山御殿」は勘九郎丈の長男、七緒八くんの初舞台。 感慨深い思いを客席中が共有していたような気がします。 『高坏』の下駄タップ! やっぱり歌舞伎役者ってすごいな~と感動。 よっぽど足指の筋力がないとできないと思う。 『幡随長兵衛』もよかったです!これぞ江戸っ子の意地というものを 橋之助丈が見事に演じられており、 彌十郎丈の水野との立ち廻りは緊迫感みなぎるなかの幕。 辻屋は今回も昨日から三軒長屋に出店しております。 今回の‘目玉’は妹・正恵が中村屋の紋・角切銀杏を焼き付けた三味角下駄。 本公演の限定品です! ![]() ![]() 三軒長屋は観劇のお客さましか見ていただけませんが、 もし21日までに平成中村座へお越しの折にはぜひのぞいてみてくださいね! ■
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by TomitaRie
| 2015-04-16 16:15
| 浅草
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4/11に観音裏の一葉桜まつりで、おいらん道中がありました。
私が通った富士小学校から千束通りに向かう道が 「一葉桜小松橋通り」という名前になったのはいつからだろう? 小学生の頃、放課後友だちと毎日のように遊んだ界隈です。 ここでのおいらん道中は今年で13回目になるそうですが、初めて見に行きました。 今年は道具も傘も本寸法だそうで、かなり本格的に気合の入った作り。 ![]() ![]() ![]() ![]() 店を抜け出して行ったので花魁ショーは見れませんでしたが、 丹阿弥谷津子さんの朗読と、貴重な二調鼓を聴くことができました。 ![]() ■
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by TomitaRie
| 2015-04-13 13:30
| 浅草
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本日、辻屋本店2階で円純庵先生の「和の辻説法」が開講されました。
第一部は、第五の繊維といわれる究極の天然繊維<竹の糸>について黒田恵未さんのお話。 吸湿性と通気性にすぐれ、冬は暖かく夏は涼しい。 除菌、殺菌効果もあり、肌触りも抜群の竹繊維、私も竹繊維で作った和装用下着を使用していますが、 とても快適です。 ![]() 第二部は、竹皮を編んでつくる雪駄や草履など、履物の話。 竹皮を編んだ表は、それこそ冬は暖かくて夏はさらっと肌触りがよいのです。 日本人が昔から使ってきた素材には意味があるのですね~ そして、今年で挿げ職人10年目になるコバヤシが講座デビュー♪ 雪駄の挿げについてお話しさせていただきました。 ![]() そして第三部は、円純庵先生で「江戸の仕事 面白話」。 江戸時代に実際にあったびっくりするような職業のお話でした。 タメになるお江戸トリビアの数々、純庵節炸裂! 次回は「江戸の芝居」がテーマです。聞かなきゃソン!! ![]() 本日の私は、竹の柄の帯、笹の柄のかんざし。 ![]() ■
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by TomitaRie
| 2015-04-04 18:35
| 下駄・草履・和装のこと
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「羽鳥慎一の聞きとり」という新コーナー第1回目で、
大塚家具の‘お家騒動’を受けて、浅草で親子経営の店をいくつか訪ねるというもの。 テレビって編集されるとこうなるのねってカンジです^^; ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ■
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by TomitaRie
| 2015-04-01 15:48
| 下駄・草履・和装のこと
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浅草辻屋本店 下駄屋.jp
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