浴衣に似合う下駄の選び方
昨日のように湿度も気温も高い日、総絞りの浴衣は肌の接触面が少なくていいですね。
今年買った紗の半幅帯で。
金魚の根付けと糸春雨塗りの下駄に赤を効かせてみました!

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この時期、浴衣用の下駄を買いに来られるお客さまが圧倒的なのですが、
鼻緒選びの際に「浴衣の色とあわせなければいけない」と考えている人が意外と多い。
たとえば紺地に黄色いお花の柄の浴衣ならば、鼻緒に紺か黄色が入ってなきゃいけないの?とか。
洋服のコーディネイトの感覚なのです。

それぞれお好みもありますが、うちでは「浴衣・帯と鼻緒は同じ色にしなくていいのですよ」とアドバイスしています。
雰囲気があっていればいい。
つまり、浴衣がコンサバティブな藍染めだったら、鼻緒はすっきりした縞や古典柄の麻の葉などが似合うし、
アバンギャルドなデザインの浴衣には、ちょっと個性的な鼻緒を選ぶ、とか。

浴衣はそもそも着物の中ではもっともカジュアルですから、決まり事はないわけです。
「だからこそ、ダサい選び方はしたくない!」
そりゃそうです。
だからといって、無難に無地の鼻緒ですませるのはもったいない!
洋服ではできない色合わせや、柄+柄もありなんですから。

辻屋本店では、下駄の台、鼻緒をそれぞれ何十種類もご用意しております。
今年あなたが着たい浴衣と帯に似合う下駄を、いっしょに選ばせていただきます。
最近はスマホの写真を見せてくださる方が多いので助かります。

ぜひ「この夏の、この一足」を選びにいらしてください♪


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# by TomitaRie | 2017-07-26 14:49 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
浴衣を着物感覚で…という場合に半衿は必要?
「浴衣を夏着物として着ます」
最近こういう方、増えてますよね。

綿紅梅や綿絽など、上質な生地の浴衣を着るときに、麻や木綿、博多織りなどの名古屋帯を合わせて、足袋を履いて、よそゆきのお出掛け着として浴衣を着る。
気温が30度を越えるのが当たり前となった今、絹ものには袖を通したくないなぁというときには、涼しく装えるよそゆきの浴衣、いいですよね。

そういう場合は半衿も必要?
浴衣に麻や絽の半衿をつけるのもNGではありませんが、絶対必要なわけではありません
とくに総絞りの浴衣などは、全体にしぼがあり肌の接触面が少ないので、半衿なしの方が着ている本人も、見た目も涼しい。
帯をお太鼓に締めて、足袋付きで、十分お出掛け浴衣になると思います。

どうしても半衿がつけたい!という場合は、小千谷縮や近江縮など麻や木綿の着物がステキですよ!
とくに麻の着物は通気性が抜群。
長じゅばんも麻にすれば、綿コーマ地の浴衣より涼しかったりします。
コチラは薄緑色の小千谷縮の着物に、麻の半衿をつけました。
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浴衣の履物は、やっぱり下駄がオススメ。
籐やシザール、パナマなどの夏素材の草履でもOKですが、やはり桐下駄が軽やかでよいのではないかしら。

最近は舟形下駄が人気です。
草履型なので、下駄の中ではきちんと見えるので、お出掛け浴衣にはぴったり。
浴衣の季節には足袋つきで、素足で。
夏が過ぎても、小紋や紬に合わせて一年中活躍します。
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辻屋本店では舟形下駄の種類もいろいろございます。
<黒塗り><捌き><つや消し黒塗り><白木みがき><白木防水><新橋塗り><糸春雨塗り><桜皮あしらい>
夏着物感覚で浴衣を着る際に履きたい、あるいは小紋や紬にも合わせたいという方は、鼻緒選びはシンプルな柄が重宝です。
私がよくおすすめするのは、細縞やよろけ縞、ぼかしなど。

お持ちの浴衣や着物の色柄を教えていただければ(最近は携帯電話の写真を見せてくださる方も多いです)、似合う鼻緒と台を私がアドバイスさせていただきます!
浴衣の時期は、女性用だけでも100種類以上の鼻緒をご用意しておりますので、よりどりみどり。
迷ってしまったら遠慮なくご相談くださいね♪
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# by TomitaRie | 2017-07-19 17:59 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
麻の着物、麻の襦袢、麻の帯
7月9日、10日は浅草寺の四万六千日。
今年は週末にあたったので、「ほおずき市と磯蔵のお酒を楽しむ会」を主催しました。
詳しくはこちらのレポートをご覧ください。

まだ梅雨明け前なのに東京の気温は30℃超え、暑かった~!
先日、仲見世の「かづさや」さんでみつけた、ほおずきの半衿をしたいがために
浴衣ではなく小千谷縮を着ました。

長襦袢も麻。
帯も麻。

風通しのよい麻だったら多少は涼しいかと思いましたが、
この日は何を着ても暑かった!!

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参加者の中には絽のお着物の方も何人かいらしたので、さぞ暑かったことでしょう。
異常なくらいの高温が増えている今日この頃、この先が思いやられますね^^;
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# by TomitaRie | 2017-07-10 17:52 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
落語と履物
空前の落語ブームらしいです。
浅草は演芸ホールで毎日寄席があるので、落語ファンにとっては恵まれた環境。
行きつけ喫茶店で噺家さんと隣り合わせになることも、けっこうあります。

辻屋本店の履物を愛用してくださっている噺家さんも何人かいらっしゃいます。
古今亭菊之丞師匠は、渋い色がお好みで、雪駄をお誂えいたしました。
私が最近、聴きに行くのも菊之丞師匠の会がいちばん多いかも。
つい数日前も、林家正蔵師匠との二人会で、ねぎし三平堂へ行ってきました。
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桂文治師匠は、噺家にはめずらしく普段着も和装です。
焼き右近下駄を選んでくださいました。

数年前の暮れに突然、落語協会会長の柳亭市馬師匠がみえたときには、
びっくりしすぎて慌ててしまった^^;
極上の南部表をお求めくださいました。

そして、最近うちの履物を気に入ってくださっている、カナダ出身の桂 三輝(かつら さんしゃいん)さん。
いつもステキな着物姿+帽子がお似合いです。
先日はNHKの番組の撮影でご来店されました。
うちがどの程度、映るかどうかわかりませんが…
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# by TomitaRie | 2017-07-08 16:55 | 伝統芸能 | Comments(0)
関門海峡と北九州の旅
浅草法人会研修旅行の行先が福岡だったので、前乗りで門司&下関へ。
小倉駅から電車で門司港駅。
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駅は現在改装中で、フェンスにずらり並ぶ黒田征太郎さんのタコの絵がステキ!
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西鉄バスに乗って、平知盛のお墓がある甲宗八幡神社。
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宮司さんが稲を一株分けてくださいました。伊勢神宮の稲だそうです。
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そして九州最北端の神社、和布刈神社へ。
社殿からすぐ海! 私は石段ですべって危うく関門海峡に落ちるところでした(汗)
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ここから関門海峡を歩いて渡る。つまり関門トンネル!
この道は国道なんですよ~!
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なんとここが壇之浦です。
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歌舞伎の「碇知盛」でおなじみの場面、義経対知盛です。
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平家の七盛が眠る赤間神宮は、水天宮の本社。
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石段を登って振り返ると関門海峡です。

海峡を臨む絶好のロケーションにあるuzu houseで休憩。
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そして下関の海の幸を味わいました。
烏賊がめちゃくちゃおいしいから、夫はぜひ食べさせたいと言っていたのですが、
この日はあいにく入荷がなかった… でもタコなど他の魚介もすごく新鮮でおいしかったです。
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帰りは関門汽船で。
狭い海峡なのであっという間に着いてしまいますが、気持ちいい!
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宿泊者のみ利用できる屋上からの景色はさらにすばらしいそうです!

小倉に戻り、さらに駅の近くでさらに一軒。
最後に、すけさんうどん。小倉のうどん屋は、ぼたもちがあるのですよ!
お酒の後にけっこう良いのです。からだには悪そうですが^^;
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# by TomitaRie | 2017-06-29 13:06 | 福岡 | Comments(0)
出版おめでとう♪
辻屋本店ホームページの連載「和装人インタビュー」で59回目のゲストに出ていただいた
西端真矢さんのご著書『歴史を商う』がめでたく出版されました!

老舗出版社「雄山閣」の創立百周年事業で、会社の歴史を小説として書かれたものです。
詳しくはインタビューを読んでください。
http://getaya.jp/interview/interview59/

雑誌や書籍の執筆で多忙を極める真矢さんが昨日、下駄を買いに来てくださったので、
ご本にサインをいただきました。
いつも素敵な着こなしですが、この日も村山大島紬の単衣に、辻屋の糸春雨塗りの舟形下駄で。
そしてこの夏に履きたいということで、白木防水舟形下駄に、小千谷縮の鼻緒を誂えました。
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私はといえば、蒸し暑い6月の「働く着物」として重宝しているのが、薄手のデニム着物。
ほんと、ペラペラで軽いし、雨にぬれてもお構いなしなのです。
半衿には手ぬぐいを利用することが多いです。
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帯は動きやすい半幅帯。デニム着物が無地なので色柄を選びません。
下駄も楽しい柄の鼻緒にして遊んでみたり。
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# by TomitaRie | 2017-06-28 12:52 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
足もとの雨対策!
昨日から今日にかけて、大荒れのお天気。
雨とともに風も強く、浅草もさすがに今日は静かです。

雨の日の外出に、着物は諦めるという方は少なくありませんが、
お仕事だったり、習い事があって、雨でも着物を着なければならない場面が多いという方には、
雨用のお履物は必需品です。

昔は雨には差し歯の高下駄に爪革を付けるのが定番でしたが、
今は高下駄は製造されていないので、
駒下駄の歯にゴムを付けて爪革を付けた「時雨下駄」が一般的です。
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<時雨下駄>


男性も、駒下駄や千両下駄に爪革を付ければ雨用に。
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<黒塗大角時雨下駄>

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<鎌倉彫千両時雨下駄>




歯のある下駄は履き慣れないから躊躇するという方は、やはり草履が安心。
こちらは鼻緒の調整が可能なタイプ。
足幅や甲の高さに合わせて鼻緒を緩めたり締めたりできます。
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<痛くない雨草履>


そして今年の新シリーズです!
型押しのリザードが高級感ばっちりで、色もおしゃれ♪ 7色展開。
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<ゆったり爪革 雨草履>


出掛ける前に「今は降ってないけど天気予報の降水確率50%」という日には、
降っても晴れてもOK!の「てりふり草履」がオススメです。
爪革は付いていませんが、防水素材で濡れても大丈夫な底裏です。
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<てりふりぞをり>
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# by TomitaRie | 2017-06-21 17:18 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
お香をきく
お香を習っている友人が、プライベートでお香の会を開いています。
お茶に比べるとあまり馴染みのないお香ですが、やはり奥深い世界です。
お作法もそうですし、「源氏香」などの組香は、ルールが難しそうでなかなか大変なのですが、
友人の会は、ひたすらお香をきかせてくれるだけなので、
呑気に楽しませてもらっています。

お香の材料である沈香は、樹木自体が枯れていく過程で熟成されて自然にできたものなので、
一時乱獲されたために現在は大変稀少になっており、質の良いものは相当な金額なのだそうです。
やはり雅な趣味の世界なのであります。

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梅雨の晴れ間の着物は、単衣の紬。
祖母の遺した着物で何かはわからないのですが、
リサイクル着物のお店をやっている知人によれば、塩沢紬ではないかと。
白地の帯で、涼しげに。
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足もとは、籠目の彫りがある舟形下駄。
鼻緒の柄が着物に似合っているかと思います。
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# by TomitaRie | 2017-06-20 18:34 | 下駄・草履・和装のこと | Comments(0)
鳥越祭り
先週末は、お店を閉めてから鳥越神社のお祭りへ。
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隣町ですが夜祭りを観たのは初めてでした。
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都内最大級の約4トンの本社神輿が提灯に火入れされたようすはまさに荘厳。
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三社祭とはまた違った味わいがありました。

お祭りなので、金魚柄の久留米絣を着ました。
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足もとは網代表の舟形下駄。
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http://getaya.jp/14511/

昼間ご来店されたこちらのマダムは、シカゴからだそうです。
なんだかとってもシカゴのイメージ♪(個人的な感想)
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# by TomitaRie | 2017-06-13 16:28 | 東京したまち | Comments(0)
堀切菖蒲園
先日のお休みの日。堀切菖蒲園はちょうど見頃でした。
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江戸時代は墨堤の桜、入谷の朝顔と並び、浮世絵にも描かれたそうです。
平日なのでお年寄りでいっぱい。
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そして呑んべいの聖地、立石へ。
うちから遠くはないけど初めてでした。
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噂どおりまだ明るいうちから人気店の外に並んでる!
立石初心者なので比較的入りやすい店2軒、
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最後に餃子で締めました(^。^)
いつも向島や押上あたりで飲んでいるので、こういった雰囲気にさほど強烈な感覚はなかったけど、明るいうちからちょっと一杯は楽しい♪

今でも小さな店ががんばっていますが、立石仲見世も飲み屋さん以外はシャッターが閉まってました。
いっそのこと空き店舗にぜんぶ飲み屋さんがはいって「せんべろの街」とかいってもっと話題になったら、外国人にも有名になるかもしれない。
でないと、駅前再開発でどこにでもある風景になるのは遠くないかも…とちょっと心配になりました。
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# by TomitaRie | 2017-06-11 18:01 | 東京したまち | Comments(0)